建築CAD検定試験
建築CAD検定試験とは?
建築CAD検定試験とは、CADを利用して建築図面を作成するための知識や技術力を認定する資格です。
その他情報
難易度は? | : | 准1級:★★★☆☆(普通)。 2級:★★☆☆☆(やや易しい)。 3級・4級:★☆☆☆☆(やさしい)。 近年合格率は、 准1級:7.1% 2級:58.3% 3級:69.7% 4級:91.3%ほど。 |
就職は? | : | 企業の設計部門やデザイン会社など幅広く活躍できます。近年は2Dより3Dのほうが需要が多い傾向にあります。 |
仕事内容は? | : | 建築、機械、電気、インテリアなどさまざまな、手描きや書き込みのある図面、ラフスケッチを元に、コンピューを使って、設計の規格で決められた記号や作図コマンドを入力して、作図を行います。 取得者のインタビュー |
資 格 概 要
受験資格
制限無し
4級は、高校による団体受験のみ
試験内容
各級ともCAD操作による、実技試験
●准1級(実技:4時間10分(設定10分、計画30分、作図3時間30分))
課題として与えられた建築図面(RC構造等)を、自らの建築製図知識とCADの経験を駆使したうえ、建造物の特性を理解した適切な判断によるトレースを行なってこれを完成させる。
試験は実技試験で、下記の例に示す建築一般図を4面作成する。
●2級 (実技:5時間)
自らの持つ建築知識をもとに、CADシステムを使って建築図面を作成する実力を備えているかを問う。試験は実技試験で、一定時間内に下記の例に示す建築一般図を2面作成する。
●3級(実技:2時間/4題)
与えられた建築図面をCADシステムを使って正しくトレースする実力を備えているかを問う。
試験は実技試験で、建築図面の要素を取り出して作成した参考図をもとに、完成図を一定時間内に作成する。
●4級(実技:2時間/3題)
与えられた建築図面をCADシステムを使って正しくトレースする実力を備えているかを問う。 試験は実技試験で、建築図面の要素を取り出して作成した参考図をもとに、完成図を一定時間内に作成する。
合格基準
●準1級
合否判断基準:4図面すべて完成の場合を合格とする
●2級
合否判断基準:250点満点中 190点〜200点を目安とする
●3級
合否判断基準:200点満点中 140点〜150点を目安とする
●4級
合否判断基準:200点満点中 130点〜140点を目安とする
願書申込み受付期間
●一般試験
- ① 2月上旬〜中旬頃まで
- ③ 8月上旬〜中旬頃まで
●団体受験
- ① 【第1次】:1月中旬〜下旬頃まで
【第2次】:2月上旬〜中旬頃まで - ② 【第1次】:4月中旬〜下旬頃まで
【第2次】:5月上旬〜中旬頃まで - ③ 【第1次】:7月中旬〜下旬頃まで
【第2次】:8月上旬〜中旬頃まで - ④ 【第1次】:10月中旬〜下旬頃まで
【第2次】:11月上旬〜中旬頃まで
試験日程
●准1級(一般受験)
- ③ 10月の各週日曜日のいずれか
●2級、3級(一般受験)
- ① 4月の各週日曜日のいずれか
- ③ 10月の各週日曜日のいずれか(年2回)
●准1級(団体受験)
- ③ 10月の各週日曜日のいずれか
●2級〜4級(団体受験)
- ① 4月の各週日曜日
- ② 7月の各週日曜日(第4日曜を除く)
- ③ 10月の各週日曜日
- ④ 1月の各週日曜日(第4日曜を除く)(年4回/準1級は10月のみ)
受験地
北海道、宮城、茨城、千葉、東京、岐阜、愛知、大阪、岡山、広島、高知、福岡、沖縄
受験料(税込み)
●准1級・・・・14,700円
●2級・3級・・・・10,500円
●4級・・・・3,150円(高校での団体受験のみ)
合格発表日
- ① 6月上旬頃
- ③ 12月上旬頃
合格後の更新について
建築CAD検定試験有資格者としての権利が失効するわけではありませんが、認定証に関しては有効期限は1年間です。
認定証を更新するためには、期限内に手続きの申請が行われない場合、認定証取得の権利が失効となります。
受験申込・問合せ
一般社団法人 全国建築CAD連盟 試験センター 052-962-5544