コンクリート技士・主任技師
コンクリート技士・主任技師とは?
コンクリートの製造や施工、検査および管理などに携わる技術者として必要な知識・能力を認定する資格です。「技士」は試験に合格した年度の翌年度から4年間、「主任技士」は登録した年度から4年間で、「登録証」には有効期限が記載されます。また、コンクリート技士、主任技士を取得すると、コンクリート診断士試験の「コンクリートの基礎知識に関する試験」が免除されます。
その他情報
難易度は? | : | コンクリート主任技師:★★★★☆(やや難しい)。 コンクリート技士:★★★☆☆(普通)。 近年合格率は、 技士:31.9% 主任技師:13.7%ほど。 |
就職は? | : | 建築関連企業。近代建築においてコンクリート造の建造物が増えている現在、コンクリート技士は必要不可欠とされており、需要は多い。 |
仕事内容は? | : | 技士はコンクリート製造の各工程や検査を行い、主任技師は製造や研究に関わる計画・管理などを行います。 |
資 格 概 要
受験資格
技士・主任技士、共に学歴実務経験等により細かく規定されています。
詳しくはホームページをご覧ください。
試験内容
●技士(四肢択一式)
- ① コンクリート用材料の品質、試験・管理
- ② コンクリートの配(調)合設計
- ③ コンクリートの試験
- ④ プラントの計画管理
- ⑤ コンクリートの製造および品質管理
- ⑥ コンクリートの施工
- ⑦ その他
- ⑧ 関係法令
●主任技士(四肢択一式および記述式)
- ① コンクリート用材料の品質、試験・管理
- ② コンクリートの配(調)合設計
- ③ コンクリートの試験
- ④ プラントの計画管理
- ⑤ コンクリートの製造および品質管理
- ⑥ コンクリートの施工
- ⑦ その他
- ⑧ 関係法令
- ⑨ 小論文
合格基準
技士、主任技士とも、100点満点中、おおよそ70点以上で合格となります。
また、四肢択一問題、○×式(記述式)双方とも、70%以上の得点率が必要です。
願書申込み受付期間
●技士、主任技士
8月上旬〜9月上旬頃まで(受検願書代金1部:1,000円/税、郵送料込み)
試験日程
●技士・・・・11月下旬頃
●主任技士・・・・11月下旬頃
受験地
札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、沖縄
受験料(税込み)
●技士・・・・12,100円
●主任技士・・・・14,300円
合格発表日
●技士・・・・1月中旬頃
●主任技士・・・・1月中旬頃
(各登録料5,500円/税込み)
登録の申込みは、原則として試験に合格した年度に行って下さい。登録受付期間は、1月中旬〜2月上旬まで
合格後の更新について
コンクリート技士・主任技士の登録有効期間は、試験に合格した年度の翌年度から4年間です。
登録を更新するためには、有効期間の最終年度または、その前年度の4月(主任技士は11月)に行われる登録更新のための研修(受講料:8,800円)を受講する必要があります。
更新を行わなかった場合、登録が失効し、コンクリート技士」または「コンクリート主任技士」の称号を用いることができなくなります。
受験申込・問合せ
公益社団法人 日本コンクリート工学会 03-3263-1571
ホームページ
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