スマートマスター
スマートマスターとは?
スマートマスターとは、スマートハウス関連の家の構造・性能、家電製品から住宅設備、製品やサービス消費者個々のニーズに合ったスマートハウスの提案などのスマートハウス関連知識を認定する資格です。
その他情報
難易度は? | : | ★★☆☆☆(やや易しい)。 近年合格率は、48.2%ほど。 テキストと問題集の勉強で十分合格する事ができます。 |
就職は? | : | ハウスメーカー、家電業界、住宅設備機器業界など。 |
仕事内容は? | : | メリットや将来性に基づいたお客様の事情・要望にあったスマートハウス作りの提案等を行います。 |
資 格 概 要
受験資格
制限なし
試験内容
「スマートハウスの基礎」と「スマートハウスを支える機器・技術の基礎」の2科目があり、双方の合格でスマートマスターと認定されます。
●スマートハウスの基礎(15問/55分)
- ① スマートハウス概論
- 新たな進化が求められているスマートハウス
- 脱炭素社会を目指して
- 日本を取り巻く社会環境
- ② 中心課題たるエネルギー問題
- 日本のエネルギー政策
- 電力エネルギー政策
- ③ 住宅・建築総論
- スマートハウスのメリット
- これからの住宅に求められること
- 住生活基本計画が示す住宅建築の方向性
- ④ 住宅・建築物の省エネルギー化
- 省エネルギー住宅・建築物についての基本知識
- 建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律(建築物省エネルギー法)の概要と省エネ基準の評価
- 住宅を省エネルギー化に導くための手法
- 省エネルギー住宅のメリット
- ⑤ 省エネルギー住宅の種類と施策・制度
- 普及拡大が期待されるZEH
- その他省エネルギー・省CO2化を促進する住宅制度
- 国によるさまざまな省エネルギー支援事業(補助金制度)
- ⑥ スマート化リフォームのポイント
- スマート化リフォームについて
- 住宅設備機器(水回り設備)の基礎知識と身近なリフォーム提案
- スマート化リフォームの付加価値を高める提案事項
- ⑦ 省エネルギー住宅・リフォームのための建築基礎知識
- 住宅、建築の基礎知識
- スマートハウスのための住宅関連法規
- ⑧ スマートハウスにおけるIoTの基礎
- IoT の基礎知識
- IoTによる仕組み(システム)の基本構成
- ⑨ エネルギーの供給を管理する電力量計スマートメーター
- スマートメーターの基礎知識
- スマートメーターの機能
- スマートメーターの種類
- スマートメーターの通信ルートと通信方式
- スマートメー ターの活用により実現されるサービス
- ⑩ 家のエネルギーを管理し、さまざまなサービスにつながるHEMS
- HEMS の基礎知識
- スマートメーターの機能
- HEMS で使用される共通言語ECHONET Lite
- HEMS コントローラー その役割と機能
- エネルギー計測ユニット
- ⑪ 家エネルギーの自給自足(ZEH)を実現するエネルギー機器・技術
- 太陽光発電システム
- 住宅用蓄電システム
- エネファーム(燃料電池コージェネレーションシステム)
- 創蓄連携で広がる用途、サービス
- エコキュート
- 換気設備
●スマートハウスを支える機器・技術の基礎(15問/55分)
- ① ホームヘルスケアサービス
- IoT機器やHEMSによる見守りサービス
- ヘルスケア機器とヘルスケアサービス
- ロボット介護機器
- ② ホームセキュリティーサービス
- ネットワークカメラと映像解析技術
- ③ 快適生活サービス
- エアコン
- 空気清浄機
- ロボットクリーナー
- 照明
- 冷蔵庫
- テレビ
- ④ モバイル端末を利用するサービス・スマートフォン、タブレット
- HEMSとの連携、IoT・AIで機器連携
- スマートフォンの通信技術
- 5Gおよびローカル5G
- ⑤ 通信技術
- ホームネットワークの通信方式
- インターネット接続に用いられる通信技術
- ⑥ CSと関連法規
- CS(顧客満足)
- 礼儀・マナーの基本
- CS実践のポイント
- 家電業界に関連する法規
- エネルギー関連法規および通信関連法規
身体上の障害等に係る特別措置について
「ハンディキャップ受験申請書(フォーム)」に記載の上、必要事項を記載し、障害者手帳や医師の診断書写しを添付してフォームにて送信して下さい。
合格基準
原則として、全ての科目で概ね70%以上の得点率で合格となります。
免除(科目等)について
- 「スマートハウスの基礎」と「スマートハウスを支える機器・技術の基礎」いずれかの科目に合格した場合、その後2回(1年以内)の受験に限り、合格基準に達した科目の試験が免除されます。
- 家電製品総合アドバイザーもしくは家電製品総合エンジニアの資格のどちらかの資格保有者は、「スマートハウスを支える機器・技術の基礎」が免除します。
- AV情報家電、生活家電の両資格を保有している場合、「スマートハウスを支える機器・技術の基礎」が試験を免除します。
願書申込み受付期間
- ① 1月中旬〜2月上旬頃まで
- ② 7月中旬〜8月上旬頃まで
試験日程
- ① 3月上旬〜中旬頃までの受験者が指定した日
- ② 9月上旬〜中旬頃までの受験者が指定した日(年2回)
受験地
受験料(税込み)
2科目受験・・・・9,400円
(科目免除者は、6,200円)
合格発表日
試験日翌月の10日前後に「マイペー ジ」から閲覧できます。
また、合格者には5月1日付もしくは11月1日付にて合格した資格が付与され、その証しとして「認定証」が交付されます。
合格後の更新について
スマートマスター資格の有効期間は5年間です。資格更新するには、「資格更新手続き」を行い、所定の学習の上、資格更新試験(自宅で受験)に合格することで、さらに5年間資格を保有できます。(更新料:5,300円)
受験申込・問合せ
一般財団法人 家電製品協会認定センター
受験に関する問合せ:03-5209-0553
受験手続き以外に関する問合せ:03-6741-5609
(株)CBTソリューションズ 03-5209-0553 (09:30〜17:30※年末年始を除く)
ホームページ
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(株)CBTソリューションズ