天気検定
天気検定とは?
天気検定とは、天気の「なぜ」から、天気を読む力、活用の仕方など、天気に関する幅広い知識を身につけ、一人でも多くの人に天気の面白さ・奥深さを知ってもらうことを目的として実施されている検定試験です。国家資格である気象予報士は、気象会社(予報業務許可事業者)において天気予報(現象の予想)を出すことができますが、この資格では公に予報することはできません。
その他情報
難易度は? | : | 1級:★★★☆☆(普通) 2級:★★☆☆☆(やや易しい)、 3級、4級:★☆☆☆☆(やさしい) 近年合格率は、 1級:50.0% 2級:50.0% 3級:57.1% 4級:100.0%ほど。 |
就職は? | : | 環境問題や急激な気象変化による災害などの知識を身につけるなど生涯学習としての位置づけになっていますので、この資格のみで就職することはできませんが、天気に関する幅広い知識を持った人が採用の際に有利に働く業界も多くあります。気象予報士試験前の腕試しとして受験するのもいいでしょう。 |
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資 格 概 要
受験資格
制限なし
試験内容
●1級(記述式、論述)
(天気に関わるあらゆる事象を極め、自分なりの思考を展開できる。)
- ① 現象の把握・考察
- ② 社会・生活への応用
- ③ 人文科学との検証
- ④ 自論への展開
(2〜4級の知識を応用、発展させた、天気に関するあらゆる分野)
●2級(マークシート)
(天気のスペシャリストを目指し、幅広い分野の専門知識、高度な教養を身につける。)
- ① 気象の原理
- 大気の構造
- 大気大循環
- 熱力学
- 降水過程
- 光学現象
- 放射・海洋
- ② 局地的な現象
- 雷
- 竜巻
- 局地風
- 局地豪雨
- 霧
- ③ 気候変動/気象の変化
- 古気候
- 地球温暖化
- 都市化・砂漠化
- 大気汚染
- 酸性雨
- ④ 気象災害
- 洪水
- 干ばつ/渇水
- 土砂災害
- 風害・冷害
- その他気象災害
- 防災
- ⑤ 産業と経済
- 電力・交通
- 農業・水産業
- 建築・土木
- ウェザーマーチャンダイジング
- ⑥ 生気象
- 体感温度
- 基礎代謝
- 気象病と季節病
- 美容
- ⑦ スポーツ/レジャー
- スポーツ
- 登山
- マリンスポーツ
- ⑧ 文化/芸術
- 文学
- 美術
- 音楽
- 映画
●3級(マークシート)
(天気の仕組みを理解し、日本の四季に関する造詣を深める。)
- ① 天気の仕組み
- 高気圧
- 低気圧
- 前線
- 気団・台風
- ② 観測
- アメダス
- 気象衛星
- レーダー
- その他観測
- ③ 気象の記録
- 理科年表
- 日本の記録
- 世界の記録
- ④ 気象の実験
- 実験方法と仕組み
- 自由研究
- ⑤ 日本の代表的な天気
- 気圧配置
- 各地の天気
- 災害
- ⑥ 四季と生活
- 暦・季語
- 衣食住
- 季節病
- 伝統産業
- ⑦ 観天望気
- 空の観察と天気の予感
- ことわざ
●4級(マークシート)
(天気に親しみ、日本の天気を理解する。)
- ① 空
- 空の観察
- 虹
- 雷
- ② 雲
- 十種雲形
- 雲と天気
- 雲のでき方
- ③ 雨・雪
- 雨の仕組み
- 水の三態
- 大きさくらべ
- ④ 季節と天気
- 季節の仕組み
- 代表的な天気
- ⑤ 天気図の基本
- 天気記号
- 天気図の見方
- ⑥ 天気予報の見方
- 天気予報の種類
- 注意報と警報
●天気図級
(ラジオの気象通報を聞いての天気図作成。誰よりも正確な天気図を作成できる。)
@ラジオ気象通報を聞き、天気図を作成する中で天気記号や等圧線、
前線に対する理解を問う
願書申込み受付期間
- ① 4月上旬〜5月中旬頃まで
- ② 10月上旬〜11月中旬頃まで
試験日程
- ① 6月第1日曜日
- ② 12月第1日曜日
受験地
東京、大阪
受験料(税込み)
●1級・・・・6,000円
●2級・・・・5,000円
●3級・・・・4,000円
●4級・・・・3,000円
●天気図級級・・・・2,000円
合格発表日
試験終了後、約1ヶ月後
受験申込・問合せ
特定非営利法人 天気検定協会 03-6805-1628
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