電子カルテオペレーション実務能力認定試験
電子カルテオペレーション実務能力認定試験とは?
電子カルテオペレーション実務能力認定試験とは、電子カルテを含む医療IT化や電子カルテ・オーダリングシステムなど、電子カルテの実務に必要なオペレーションスキル能力を証明する資格試験です。
その他情報
難易度は? | : | ★☆☆☆☆(やさしい)。 近年合格率は、66.8% |
就職は? | : | この資格だけで就職することは難しい。 電子カルテが一般的になっているため、診療報酬請求事務能力認定試験やDPC/PDPS初級検定試験などと併せて取得することをおすすめします。 |
仕事内容は? | : | 専用システムやExcel、Wordなどを使用した電子カルテ入力を行います。 |
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資 格 概 要
受験資格
制限無し
試験内容
●学科問題(マークシート:10問/30分)
□電子カルテの基礎知識
- ① 電子カルテの定義について
- ② 電子カルテシステム導入時におけるチェックポイント
- ③ 電子カルテシステムのメリット
- ④ 電子カルテシステムの機能について
- ユーザー認証
- アクセス権限管理
- 問診票の入力等
- 電子カルテの記載方法(SOAP等)
- クリティカル・パス
- オンライン請求システム
- ⑤ 電子カルテシステムの関連知識について
- 部門システム(医事会計、検査部門、医用画像等)
- 個人情報保護とセキュリティ
- 医療情報の標準化
- 第三者評価、認証制度
- 地域医療情報システム
- 電子カルテシステム関連用語
□医療IT化の基礎知識
- ① 日本の医療制度の変遷について
- ② 医療・健康・介護・福祉分野の情報化グランドデザイン
- ③ 診療録に関する法的要件
- ④ 電子保存の3原則について
●実技試験(ソフトによる診療録作成・出力:2問/60分)
□電子カルテの概念・ネットワーク、権限設定〜患者受付
- ① 担当者登録画面における登録・権限設定
- ② 患者情報(氏名、生年月日、保険情報、入院患者属性情報等)の入力
- ③ 担当医師の入力
□患者受付〜SOAP入力
- ① 問診票(主訴、既往症等)の入力
- ② 症状(S)の入力 シェーマ図(人体・臓器の図、文字、線、丸囲み等)の入力
- ③ 所見(O)の入力
- ④ 評価(A)の入力 病名登録
- ⑤ 計画(P)の入力 予約登録
□診療内容入力
- ① 初診・再診料の入力
- ② 医学管理料の入力
- ③ 在宅医療の入力
- ④ 投薬・注射料の入力
- ⑤ 処置料の入力
- ⑥ 手術・麻酔料の入力
- ⑦ 検査料の入力
- ⑧ 画像診断料の入力
- ⑨ リハビリテーション、精神科専門療法、放射線治療の入力
□その他
- ① カルテの印刷
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合格基準
原則として、正答率6割以上で合格となります。 ただし、問題の難易度等により変動する場合があります。
願書申込み受付期間
- ① 6月上旬〜7月中旬頃まで
- ② 9月上旬〜10月中旬頃まで
- ③ 1月上旬〜2月上旬頃まで(年3回)
試験日程
- ① 8月下旬頃
- ② 11月下旬頃
- ③ 3月下旬頃(年3回)
受験地
在宅受験。CD-ROM版は、試験問題が送付されます。ダウンロード版は指定のURLから問題をダウンロードし受験します。
受験料(税込み)
□一般受験(CD-ROM版 在宅試験)
7,700円
□一般受験(ダウンロード版 在宅試験)
10,000円
□団体受験
7,200円
合格発表日
- ① 10月上旬頃
- ② 1月中旬頃
- ③ 5月上旬頃
受験申込・問合せ
全国医療福祉教育協会 03-5925-6548 問い合わせフォーム
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