あん摩マッサージ指圧師
あん摩マッサージ指圧師とは?
あん摩マッサージ指圧師とは厚生大臣の免許を受けて、手や指、器具などを用いて身体の各部を押したり揉むなどして、疾病の予防や身体のこりをとったり血行を良くしたり痛みを軽減したりします。視覚障害者は申請により拡大文字、超拡大文字または点字のいづれかによる受験が認めらています。また、あん摩マッサージ指圧師を取得後、通算5年以上の実務経験があれば、介護支援専門員(ケアマネージャー)の保健医療福祉サービス分野の基礎15問が免除されます。
その他情報
難易度は? | : | ★★☆☆☆(やや易しい)。 近年合格率は、88.6%ほど。
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就職は? | : | 治療院や病院、福祉施設などに勤務し経験を積み、独立開業する人も多い仕事です。 | ||||||||||||||||||||||||||||
仕事内容は? | : | あん摩、マッサージ、指圧の各手技(なでる・押す・揉む・叩くあらゆる行為)を用いて人体の変調を改善します。 |
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資 格 概 要
受験資格
- 学校教育法(昭和22年法律第26号)第90条第1項の規定により大学に入学することのできる者(法第2条第1項の規定により文部科学大臣の認定した学校が大学である場合において、当該大学が学校教育法第90条第2項の規定により当該大学に入学させた者又は法附則第18条の規定により学校教育法第90条第1項の規定により大学に入学することのできる者とみなされる者を含む。)であって、3年以上、文部科学省令・厚生労働省令で定める基準に適合するものとして、文部科学大臣の認定した学校又は厚生労働大臣の認定した養成施設において、あん摩マッサージ指圧師となるのに必要な知識及び技能を修得した者(受検年の3月中旬頃までに修業し、又は卒業する見込みの者を含む。)。
- あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律の一部を改正する法律(昭和63年法律第71号。以下「改正法」という。)の施行の際(平成2年4月1日)現に改正法による改正前の法第2条第1項の規定により文部大臣の認定した学校又は厚生大臣の認定した養成施設において同項に規定する知識及び技能の修得を終えている者並びに改正法施行の際現に当該学校又は養成施設において当該知識及び技能を修得中の者であって、改正法施行後にその修得を終えた者。
- あん摩マツサージ指圧師、はり師及びきゆう師に係る学校養成施設認定規則(昭和26年文部省・厚生省令第2号)第4条に定める程度の著しい視覚障害があり、学校教育法第57条の規定により高等学校に入学することのできる者(法附則第18条の2第2項の規定により、学校教育法第57条の規定により高等学校に入学することのできる者とみなされる者を含む。)であって、法附則第18条の2第1項の規定により文部科学大臣の認定した学校又は厚生労働大臣の認定した養成施設において、3年以上、あん摩マッサージ指圧師となるのに必要な知識及び技能又は5年以上、あん摩マッサージ指圧師、はり師及びきゅう師となるのに必要な知識及び技能を修得した者(受検年の3月中旬頃までに修業し、又は卒業する見込みの者を含む。)。
- 沖縄の復帰に伴う特別措置に関する法律(昭和46年法律第129号)の施行の際(昭和47年5月15日)現に沖縄県内のあん摩マッサージ指圧師に係る学校若しくは養成施設を卒業している者又はこれらの学校若しくは養成施設において修業中であり、沖縄の復帰に伴う特別措置に関する法律の施行後に当該学校又は養成施設を卒業した者であって、法第2条第1項に規定するあん摩マッサージ指圧師となるのに必要な知識及び技能を修得した者と同等以上の知識及び技能を有する者として都道府県知事が認めた者。
試験内容
●学科(多肢選択式:150問)
- ① 医学概論
- ② 衛生学・公衆衛生学
- ③ 関係法規
- ④ 解剖学
- ⑤ 生理学
- ⑥ 病理学概論
- ⑦ 臨床医学総論
- ⑧ 臨床医学各論
- ⑨ リハビリテーション医学
- ⑩ 東洋医学概論・経路経穴概論
- ⑪ あん摩マッサージ師圧理論
- ⑫ 東洋医学臨床論
合格基準
12科目150点満点中、90点以上で合格となります。
免除(科目等)について
あん摩マッサージ指圧師を受験するのと同時にはり師国家試験及びきゅう師国家試験を受験する場合、申請により以下のいずれかを免除を受けることができます。
- あん摩マッサージ指圧師国家試験を受験するのと同時にはり師国家試験を受験する場合、はり理論以外の共通科目は免除となります。(160問(内訳 共通問題140問、はり理論10問))
- あん摩マッサージ指圧師国家試験を受験するのと同時にきゅう師国家試験を受験する場合、きゅう理論以外の共通科目は免除となります。(160問(内訳 共通問題140問、きゅう理論10問))
身体上の障害等に係る特別措置について
視覚、聴覚、音声機能又は言語機能に障害を有する者は、申し込み開始前に公益財団法人東洋療法研修試験財団に申し出ることで、障害の状態に応じた措置を講じることがあります。
願書申込み受付期間
12月上旬頃〜中旬頃まで
試験日程
2月下旬頃
受験地
晴眼者・・・・宮城、東京、愛知、大阪、香川、鹿児島
視覚障害者・・・・各都道府県 (山形県、山梨県は除く)
受験料
14,400円
合格発表日
3月下旬頃
受験申込・問合せ
公益財団法人 東洋療法研修試験財団 03-5811-1666
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