レストランサービス技能士
レストランサービス技能士とは?
レストランなどのウェイターやウェイトレスなど、食事や飲料に関するサービスのスペシャリストとしての技能を認定する国家資格です。
その他情報
難易度は? | : | 1級:★★★☆☆(普通)。 2級:★★☆☆☆(やや易しい)。 3級:★★☆☆☆(やや易しい)。 近年合格率は、 1級学科:65.8%、1級実技:64.2% 2級学科:76.0%、2級実技:49.2% 3級学科:85.4%、3級実技:81.2%ほど。 養成コースが数多く開講されていることから、学校で学んでから受験する人が多いが、合格率はあまり高くない。また、受験において、男子の長髪・パーマ・染め毛、女子の基準を超えた染め毛、携帯電話の持ち込みでの受検は不可となっているため注意が必要です。 |
就職は? | : | ホテル・レストラン業関係など接客業に就職したい人はこの資格を取っておいた方がいいです。学校でインターンシップなどを利用すると就職に大きく近づきます。 |
仕事内容は? | : | お客様を席に案内し、料理や飲み物を提供し、食事の進み具合を確認しながら厨房に次の料理の指示を出すなどの業務を行います。 |
資 格 概 要
受験資格
●1級
- 学校教育法による大学においてレストラン等における規定の料飲サービスに関する学科を修めて卒業した者でその後当該サービス業務に関し8年以上の実務の経験を有する者。
- 学校教育法による短期大学又は専門学校においてレストラン等における規定の料飲サービスに関する学科を修めて卒業した者で、その後当該サービス業務に関し9年以上の実務の経験を有する者。
- 学校教育法による高等学校においてレストラン等における料飲サービスに関する学科を修めて卒業した者で、その後当該サービス業務に関し10年以上の実務の経験を有する者。
- レストラン等における料飲サービス業務に関し11年以上の実務の経験を有する者。
- レストランサービス職種技能検定2級に合格した者で、その後当該サービス業務に関し、4年以上の実務の経験を有する者。
- レストランサービス職種技能検定3級に合格した者で、その後当該サービス業務に関し、10年以上の実務の経験を有する者。
- 料飲接遇サービス技能審査(技能審査認定規程(昭和48年労働省告示第54号)第1条第1項の規定により認定された料飲接遇サービス技能審査(以下「料飲接遇サービス技能審査」という。)において2級の技能審査に合格した者で、その後4年以上の実務の経験を有する者。
- 職業能力開発促進法施行規則第9条に定める応用課程又は専門課程の高度職業訓練(これらに相当する職業訓練を含む。)においてレストラン等における料飲サービスに関する訓練を修了した者で、その後当該サービス業務に関し9年以上の実務の経験を有する者。
- 職業能力開発促進法施行規則第9条に定める普通課程の普通職業訓練(総訓練時間が2,800時間以上の者に限りこれらに相当する職業訓練を含む。)においてレストラン等における料飲サービスに関する訓練を修了した者で、その後当該サービス業務に関し9年以上の実務の経験を有する者。
- 職業能力開発促進法施行規則第9条に定める短期課程の普通職業訓練(これらに相当する職業訓練を含む。)においてレストラン等における料飲サービスに関する訓練を修了した者で、当該訓練を修了した後10年以上の実務の経験を有する者。1級の実技試験の受検資格を有する者は、1級の学科試験に合格した者とする。ただし、学科試験に合格した日の翌日から起算して2年を経過する日の属する年度の末日までに行われる実技試験を受検する場合に限るものとする。
●2級
- 学校教育法による大学においてレストラン等における規定の料飲サービスに関する学科を修めて卒業した者。
- 学校教育法による短期大学又は専門学校においてレストラン等における規定の料飲サービスに関する学科を修めて卒業した者で、その後当該サービス業務に関し1年以上の実務の経験を有する者。
- 学校教育法による高等学校比おいてレストラン等における料飲サービスに関する学科を修めて卒業した者で、その後当該サービス業務に関し2年以上の実務の経験を有する者。
- レストラン等における料飲サービス業務に関し3年以上の実務の経験を有する者。
- レストランサービスに係る3級の技能検定に合格した者で、その後2年以上の実務の経験を有する者。
- 料飲接遇サービス技能審査において3級の技能審査に合格した者で、その後2年以上の実務の経験を有する者。
- 職業能力開発促進法施行規則第9条に定める応用課程又は専門課程の高度職業訓練(これらに相当する職業訓練を含む。)においてレストラン等における料飲サービスに関する訓練を修了した者で、その後当該サービス業務に関し1年以上の実務の経験を有する者。
- 職業能力開発促進法施行規則第9条に定める普通課程の普通職業訓練(総訓練時間が2,800時間以上の者に限りこれらに相当する職業訓練を含む。)においてレストラン等における料飲サービスに関する訓練を修了した者で、その後当該サービス業務に関し1年以上の実務の経験を有する者。
- 職業能力開発促進法施行規則第9条に定める短期課程の普通職業訓練(これらに相当する職業訓練を含む。)においてレストラン等における料飲サービスに関する訓練を修了した者で、当該訓練を修了した後2年以上の実務の経験を有する者。
●3級
- 学校教育法による大学においてレストラン等における規定の料飲サービスに関する学科を修めて卒業した者。
- 学校教育法による短期大学又は専門学校においてレストラン等における規定の料飲サービスに関する学科を修めて卒業した者。
- 学校教育法による高等学校においてレストラン等における料飲サービスに関する学科を修めて卒業した者。
- 職業能力開発促進法施行規則第9条に定める応用課程又は専門課程の高度職業訓練(これらに相当する職業訓練を含む)においてレストラン等における料飲サービスに関する訓練を修了した者。
- 職業能力開発促進法施行規則第9条に定める普通課程及び短期課程の普通職業訓練(これらに相当する職業訓練を含む。)においてレストラン等における料飲サービスに関する訓練を修了した者。
- 前各号に掲げる学科を修めて卒業する見込みのある者又は職業訓練を修了する見込みのある者で、会長が認めた者。
- レストラン等における料飲サービス業務に関し1年以上の実務経験者。
試験内容
●1級
□学科(真偽法:100問/2時間)
- ① 食品衛生及び公衆衛生
- ② 料飲一般
- ③ レストランサービス
- ④ 食文化
- ⑤ 施設の管理等
- ⑥ 苦情への対応
- ⑦ 関係法規
- ⑧ 安全衛生
□実技(30分)
- ① 接客マナー
- ② テーブルサービス
- ③ ワゴンサービス
●2級・3級
□学科(真偽法:100問/2時間)
- ① 食品衛生及び公衆衛生
- ② 料飲一般
- ③ レストランサービス
- ④ 食文化
- ⑤ 施設の管理等
- ⑥ 苦情への対応
- ⑦ 関係法規
- ⑧ 安全衛生
□実技(2級:15分、3級:9分)
- ① 接客マナー
- ② テーブルサービス
合格基準
□学科
100点満点中、60点以上の得点で合格となります。
□実技
100点満点中、60点以上の得点で合格となります。
免除(科目等)について
全級とも
学科試験合格者は、直後2年間については合格級の学科試験が免除されます。
願書申込み受付期間
□学科
4月上旬から5月下旬頃まで
□実技
9月上旬〜下旬頃まで
試験日程
□学科
8月上旬頃
□実技
10月中旬頃〜11月下旬の間(受験地・級により異なります。)
受験地
●1級
□学科
札幌、仙台、新潟、千葉、名古屋、大阪、広島、福岡、沖縄
□実技
札幌、東京、大阪、福岡、沖縄
●2級、3級
□学科
札幌、仙台、新潟、千葉、名古屋、大阪、広島、福岡、沖縄
□実技
札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡、沖縄
受験料
●1級
学科・・・・6.500円
実技・・・・23,500円
●2級
学科・・・・6.500円
実技・・・・16,000円
●3級
学科・・・・6.500円
実技・・・・13,000円
合格発表日
□学科
9月上旬頃
□実技
12月下旬頃
受験申込・問合せ
一般社団法人 日本ホテル・レストランサービス技能協会 03-5226-6811
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