国家資格 航空無線通信士

航空無線通信士とは?

航空機に関する無線設備の操作を行なうために必要な知識と技能を持つ通信士です。
  業務独占資格  名称独占  必置資格  指定学校卒業で取得できる資格  学校卒業で一部試験が免除される国家資格  実務経験なしで受験できる国家資格  インターネットで申し込める資格

その他情報

難易度は? ★★☆☆☆(やや易しい)。
近年合格率は、41.9%ほど。
過去問5年分を徹底的に行い、過去問と似た問題の取りこぼしをしないようにしましょう。


近年の合格率推移
年度 受験者数 合格者数 合格率
令和3年度 3,270   1,371   41.9%  
令和2年度 3,255   1,440   44.2%  
令和1年度 3,327   1,432   43.0%  
30年度 3,417   1,337   39.1%  
29年度 3,195   1,218   38.1%  

就職は? 航空機のパイロットや航空管制官。航空会社のパイロット、航空交通管制官が取得者でこの資格だけで就職するのは困難です。
仕事内容は? 空中線電力250ワット以下という制限のもとに管制官との通信や、機上に搭載してあるレーダーの操作を行います。

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 資 格 概 要

受験資格

制限なし


試験内容

  • ① 無線工学(14問/1時間30分)
  • ② 法規(20問/1時間30分)
  • ③ 英語(12問/1時間30分)
  • ④ 電気通信術(実技)

☆過去問はこちら


合格基準

  • ① 無線工学:70点満点中、49点以上
  • ② 法規:100点満点中、70点以上
  • ③ 英語:105点満点中、60点以上
    (英会話の得点数が15点未満の場合は、英語試験は不合格となります。)
  • ④ 電気通信術:
  • 電話送話:100点満点中、80点以上
  • 電話受話:100点満点中、80点以上

免除(科目等)について

  • ① 以下に掲げる同一資格の国家試験で、それ以前の試験において合格点を得ている試験科目(電気通信術を除く。)のある者が当該試験科目の試験の行われた月の翌月の初めから起算して3年以内に実施される当該資格の国家試験を受ける場合は、申請により当該合格点を得た試験科目の試験が免除されます。(当該資格に限りますので、たとえ下位資格であっても他の資格のものは免除されません。)
  • 第一級総合無線通信士
  • 第二級総合無線通信士
  • 第三級総合無線通信士
  • 第一級海上無線通信士
  • 第二級海上無線通信士
  • 第三級海上無線通信士
  • 第四級海上無線通信士
  • 航空無線通信士
  • 第一級陸上無線技術士
  • 第二級陸上無線技術士

願書申込み受付期間

  • ① 6月上旬〜下旬頃まで
  • ② 12月上旬〜中旬頃まで

試験日程

□試験
  • ① 8月下旬頃
  • ② 2月下旬頃(年2回)

□実技
  • ① 8月下旬頃の指定された日
  • ② 2月下旬頃の指定された日(年2回)

受験地

東京、札幌、仙台、長野、金沢、名古屋、大阪、広島、松山、熊本、那覇


受験料

9,300円

※ 別途郵送料:63円が必要になります。


合格発表日

実施先までお問い合わせ下さい。


受験申込・問合せ

  • 公益財団法人 日本無線協会 本部 03-3533-6022
  • 北海道支部 011-271-6060
  • 東北支部 022-265-0575
  • 信越支部 026-234-1377
  • 北陸支部 0762-22-7121
  • 東海支部 052-951-2589
  • 近畿支部 06-6942-0420
  • 中国支部 082-227-5253
  • 四国支部 089-946-4431
  • 九州支部 096-356-7902
  • 沖縄支部 098-840-1816

ホームページ

公益財団法人 日本無線協会


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