産業用ロボットへの教示等作業者
産業用ロボットへの教示等作業者とは?
産業用ロボットへの教示等作業者とは、定格出力が80W未満のものを除く産業用ロボットのティーチング作業(運動技能のプログラミングやカスタマイズ)を行う作業者です。工場の製造現場に導入されるような産業用ロボットは、強い力を持ち、高速に動くため、仕事に就く場合は、労働安全衛生規則第39条に基づいた産業用ロボットの教示等の業務係る安全衛生特別教育を受けなければならないことが義務づけられています。
その他情報
難易度は? | : | ★☆☆☆☆(やさしい)。 規定時間講習を受ければ100%修了となります。 |
就職は? | : | 自動車メーカー、ロボットメーカー、ロボットシステムインテグレーターなど。 ロボット産業は急成長を続けており、開発系エンジニアを含めて人材不足状態のため需要が多い傾向です。経験者の中途採用の募集も多い。 |
仕事内容は? | : | 産業用ロボットを設置し、稼働させるための機械の据え付け調整、初期設定、ティーチングペンダントを使用してのティーチング作業を行います。その他、顧客企業のニーズの聞き取り、導入提案や設計、指導の能力が求められる場合もあります。 |
資 格 概 要
受講資格
18際以上
受講内容
●学科
- ① 産業用ロボットに関する知識(2時間)
- 産業用ロボットの種類
- 各部の機能及び取扱いの方法
- ② 産業用ロボットの教示等の作業に関する知識(4時間)
- 教示等の作業の方法
- 教示等の作業の危険性
- 関連する機械等との連動の方法
- ③ 関係法令(1時間)
- 法、令及び安衛則中の関連条項
- ④ 修了試験(30分)※1
※1
修了試験が無い場合もあります。
●実技
- ⑤ 産業用ロボットの操作の方法(1時間)
- ⑥ 産業用ロボットの教示等の作業の方法(2時間)
免除(科目等)について
特定指定校において一定以上の学業を修め、学内においての受講に限り、実技免除があります。
願書申込み受付期間
講習実施機関により異なるため、各機関にお問い合わせ下さい。
受講日程
講習実施機関により異なるため、各機関にお問い合わせ下さい。
受講地
全国各地
受講料(税込み)
講習実施機関により異なるため、各機関にお問い合わせ下さい。
合格発表日
講習実施機関にお問い合わせ下さい。
受験申込・問合せ
各講習実施機関、労働基準協会
厚生労働省労働基準局安全衛生部安全課