産業用ロボットの検査等の作業者
産業用ロボットの検査等の作業者とは?
産業用ロボットの検査等の作業者とは、産業用ロボットの産業用ロボットの検査、メンテナンス、操作を行う作業者です。工場の製造現場に導入されるような産業用ロボットは、強い力を持ち、高速に動くため、仕事に就く場合は、労働安全衛生規則第39条に基づいた産業用ロボットの検査等の業務に係る安全衛生特別教育を受けなければならないことが義務づけられています。各部の構造や部品の種類なども詳しく知る必要があるため、必要な時間は「産業用ロボットへの教示等作業者」よりもやや長くなっています。
ロボット運用事業者は、作業開始前点検、定期検査を行い、異常を発見した場合の補修、記録の保存(3年間)が義務づけられています。
その他情報
難易度は? | : | ★☆☆☆☆(やさしい)。 規定時間講習を受ければ100%修了となります。 |
就職は? | : | ボットメンテナンス企業、自動車メーカー、ロボットメーカー、ロボットシステムインテグレーターなど。 ロボット産業は急成長を続けており、開発系エンジニアを含めて人材不足状態のため需要が多い傾向です。経験者の中途採用の募集も多い。 |
仕事内容は? | : | ロボット稼働前の日常点検や定期点検(ロボット内部、バッテリー消耗確認、精密部品の摩耗や破損の確認)、不具合の補修、オーバーホール、故障対応を行います。 |
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資 格 概 要
受講資格
18歳以上
受講内容
●学科
- ① 産業用ロボットに関する知識(4時間)
- 産業用ロボットの種類
- 制御方式
- 駆動方式
- 各部の構造及び機能並びに取扱いの方法
- 制御部品の種類及び特性
- ② 産業用ロボットの検査等の作業に関する知識(4時間)
- 検査等の作業の方法
- 検査等の作業の危険性
- 関連する機械等との連動の方法
- ③ 関係法令(1時間)
- 法、令及び安衛則中の関連条項
- ④ 修了試験(30分)※1
※1
修了試験が無い場合もあります。
●実技
- ⑤ 産業用ロボットの操作の方法(1時間)
- ⑥ 産業用ロボットの検査等の作業の方法(3時間)
願書申込み受付期間
講習実施機関により異なるため、各機関にお問い合わせ下さい。
受講日程
講習実施機関により異なるため、各機関にお問い合わせ下さい。
受講地
全国各地
受講料(税込み)
講習実施機関により異なるため、各機関にお問い合わせ下さい。
合格発表日
講習実施機関にお問い合わせ下さい。
受験申込・問合せ
各講習実施機関、労働基準協会
厚生労働省労働基準局安全衛生部安全課
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参考書・問題集
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