歯科技工士
歯科技工士とは?
歯科技工士とは、歯科医師の指示に基づいて、口腔内の補綴物(義歯や虫歯の充填物、歯科矯正装置の作成、それらの修理・加工)を行なう技術者です。
その他情報
難易度は? | : | ★★☆☆☆(やや易しい)。 専門の学校で勉強し、受験するため、近年合格率は、95.7%と高い。
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就職は? | : | 歯科医院や歯科のある総合病院、歯科技工所、歯科材料関連企業、教育・研究機関など。卒業生は出身校から医療機関を紹介されて就職することが多いようです。 | ||||||||||||||||||||||||||||
仕事内容は? | : | 詰め物やさし歯などの製作。指定日までに作成物を納品するため、労働時間が長い。 | ||||||||||||||||||||||||||||
年収は? | : | 歯科技工士の平均年収は464.9万円(賞与込)です。
(2023年:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」より) |
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資 格 概 要
受験資格
- 文部科学大臣の指定した歯科技工士学校を卒業した者。(受検年の指定された日までに卒業する見込みの者を含む。)
- 都道府県知事の指定した歯科技工士養成所を卒業した者。(受検年の指定された日までに卒業する見込みの者を含む。)
- 歯科医師国家試験又は歯科医師国家試験予備試験を受けることができる者。
- 外国の歯科技工士学校若しくは歯科技工士養成所を卒業し、又は外国で歯科技工士の免許を受けた者で、厚生労働大臣が1.、2.又は3.に掲げる者と同等以上の知識及び技能を有すると認めた者。詳細はこちら
試験内容
●学説試験
- ① 歯科理工学
- ② 歯の解剖学
- ③ 顎(がく)口腔(くう)機能学
- ④ 有床義歯技工学
- ⑤ 歯冠修復技工学
- ⑥ 矯正歯科技工学
- ⑦ 小児歯科技工学
- ⑧ 関係法規
●実地試験
- ① 歯科技工実技
合格基準
以下全ての基準を満たした者が、合格となります。
- 学説試験:800点満点中、480点以上
- 実地試験:900点満点中、540点以上
ただし、学説試験において、科目別得点のいずれかがその科目の総点数の30%未満がある場合は不合格となります。
身体上の障害等に係る特別措置について
視覚、聴覚、音声機能若しくは言語機能に障害を有する者で受験を希望する者は、指定された日までに一般財団法人歯科医療振興財団に申し出ることで、受験時に申請した障害の状態に応じて必要な配慮を講じてもらえます。
願書申込み受付期間
12月上旬〜中旬頃までの1週間程度。
試験日程
2月中旬頃。
受験地
北海道、宮城、東京、大阪、福岡
受験料
30,000円
合格発表日
3月下旬頃
受験申込・問合せ
一般財団法人 歯科医療振興財団 03-3262-3381
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