国家資格 特定建築物調査員資格者

特定建築物調査員資格者とは?

特定建築物調査員資格者とは、多くの人が出入りする特定建築物(学校、病院、診療所、映画館、オフィスビルなど)の敷地構造や建築設備を定期的に検査する専門家です。
特定建築物調査員資格者の有資格者は、昇降機等検査員及び防火設備検査員の講習科目の建築学概論が免除されます。
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その他情報

難易度は? ★☆☆☆☆(やさしい)。講習と修了考査で取得できます。
修了率は、77.8%ほど。


近年の合格率推移
年度 受験者数 合格者数 合格率
令和4年度 606   428   70.6%  
令和3年度 587   457   77.8%  
令和2年度 532   363   68.2%  
令和1年度 659   536   81.3%  
30年度 752   566   75.2%  

就職先は? 建築設備会社など
仕事内容は? 敷地構造や建築物の中に組み込まれる電気や上下水道、空調などの設備を定期的に検査・指導します。

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 資 格 概 要

受講資格

  1. 指定学科で大学の大学を卒業し、実務経験、2年以上の者。
  2. 指定学科で3年制短大(夜間を除く)を卒業し、実務経験、3年以上の者。
  3. 指定学科で2年制短大を卒業し、実務経験、4年以上の者。
  4. 指定学科で高校を卒業し、実務経験、7年以上の者。
  5. 建築に関しての実務経験、11年以上の者。
  6. 建築行政に関して、2年以上の実務経験者。
  7. 消防吏員として、5年以上の火災予防業務の実務経験を有する者
  8. 防火対象物点検資格者として、実務経験5年以上の者。
  9. 甲種消防設備士として、実務経験、5年以上の者。
  10. 上記と同等以上の知識及び実務経験を有する者。

受講内容

※講習は以下の科目を4日間に分けて行い、最終日に修了考査が行われます。

  • ① 特定建築物等定期調査制度総論(1時間)
  • ② 建築学概論(5時間)
  • ③ 建築基準法令の構成と概要(1時間)
  • ④ 特定建築物等の維持保全(1時間)
  • ⑤ 建築構造(4時間)
  • ⑥ 防火・避難(6時間)
  • ⑦ その他の事故防止(1時間)
  • ⑧ 特定建築物等調査業務基準等(4時間)
  • ⑨ 修了考査(2時間)

修了試験の合格基準

30問中、20問以上の正解で合格となります。
修了考査が不合格であった場合、次年度に限り修了考査のみを受講することが可能ます。


願書申込み受付期間

5月上旬〜7月下旬頃まで
協会ホームページの「講習・検定申し込み」から申し込みができます。


受講日程

□東京
  • ① 11月上旬〜下旬頃(Web受講)
  • ② 11月下旬〜下旬頃(会場受講は11月下旬〜12月上旬)
□大阪
  • ① 11月上旬〜下旬頃(Web受講)
  • ② 11月下旬〜下旬頃(会場受講は11月下旬〜12月上旬)
□名古屋
  • ① 11月上旬〜下旬頃(Web受講)

□福岡
  • ① 11月上旬〜下旬頃(Web受講)

修了考査は各地とも12月上旬頃


受講地

東京、大阪、名古屋、福岡


受講料(税込み)

52,800円(テキスト代含む)


合格発表日

1月上旬頃


受講申込・問合せ

一般財団法 人日本建築防災協会 企画部 特建講習係 03-5512-6451


ホームページ

一般財団法人 日本建築防災協会


参考書・問題集

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特定建築物調査員資格者に関連する資格

建築設備士  建築設備検査資格者


更新が必要な資格