登録日本語教員
登録日本語教員とは?
登録日本語教員とは、日本語教育機関において外国人等に日本語を教える日本語教員の資質・能力を確認し、証明するための国家資格。
日本語教育の質の向上及び日本語教師の確保を図ることを目的としています。
2024年4月施行予定です。
その他情報
資 格 概 要
受験資格
制限無し
試験内容
●筆記試験@
- ① 日本語教育に関する基礎的な知識及 び技能
●筆記試験A(【「必修の教育内容」50項目】)
- ① 社会・文化・地域に関わる領域
- ② 言語教育に関わる領域
- ③ 言語に関わる領域
●教育実習(指定機関で実施。実務に必要な教育実践の経験)
- ① 登録後に円滑に認定日本語教育機関で日本語教育を行うことができるようにするため、登録の要件として、一定の教育実践の経験を求める。
合格基準
未定
免除(科目等)について
以下に該当する者は筆記試験@が免除されます。
- ① 指定日本語教師養成機関の課程修了者。
- 大学等の日本語教育に関する課程(26単位〜)
- 専門学校等の養成研修(420単位時間〜)
- ② 指定養成機関と同等と認められる現行課程修了者
- 必須50項目を既に実施している機関等
以下に該当する者は筆記試験@、A、教育実習が免除されます。
- ① 現職日本語教師
- 質が担保された機関*)*法務省告示機関などを想定
- ② 民間試験合格者(一定の要件を満たすもの)
- (※1)(※2)を踏まえ有識者による分析・検討
- (※1) 日本語教育人材の養成・研修の在り方について(報告)改定版(平成31年3月4日)文化審議会国語分科会
- (※2) 日本語教育のための教員養成について(平成12年3月30日)日本語教員の養成に関する調査研究協力者会議
●日本語教師の養成における教育内容
□【社会・文化・地域】
- ① 世界と日本の社会と文化
- ② 日本の在留外国人施策
- ③ 多文化共生
- ④ 日本語教育史
- ⑤ 言語政策
- ⑥ 日本語の試験
- ⑦ 世界と日本の日本語教育事情
□【言語と社会】
- ① 社会言語学
- ② 言語政策と「ことば」
- ③ コミュニケーションストラテジー
- ④ 待遇・敬意表現
- ⑤ 言語・非言語行動
- ⑥ 多文化・多言語主義
□【言語と心理】
- ① 談話理解
- ② 言語学習
- ③ 習得過程
- ④ 学習ストラテジー
- ⑤ 異文化受容・適応
- ⑥ 日本語の学習・教育の情意的側面
□【言語と教育】
- ① 日本語教師の資質・能力
- ② 日本語教育プログラムの理解と実践
- ③ 教室・言語環境の設定
- ④ コースデザイン
- ⑤ 教授法
- ⑥ 教材分析・作成・開発
- ⑦ 評価法
- ⑧ 授業計画
- ⑨ 教育実習
- ⑩ 中間言語分析
- ⑪ 授業分析・自己点検能力
- ⑫ 目的・対象別日本語教育法
- ⑬ 異文化間教育
- ⑭ 異文化コミュニケーション
- ⑮ コミュニケーション教育
- ⑯ 日本語教育とICT
- ⑰ 著作権
□【言語】
- ① 一般言語学
- ② 対照言語学
- ③ 日本語教育のための日本語分析
- ④ 日本語教育のための音韻・音声体系
- ⑤ 日本語教育のための文字と表記
- ⑥ 日本語教育のための形態・語彙体系
- ⑦ 日本語教育のための文法体系
- ⑧ 日本語教育のための意味体系
- ⑨ 日本語教育のための語用論的規範
- ⑩ 受容・理解能力
- ⑪ 言語運用能力
- ⑫ 社会文化能力
- ⑬ 対人関係能力
- ⑭ 異文化調整能力
身体上の障害等に係る特別措置について
未定
願書申込み受付期間
未定
試験日程
未定
受験地
未定
受験料(税込み)
未定
合格発表日
未定
合格後の更新について
未定
受験申込・問合せ
文化庁国語課 03-5253-4111
mail:nihongo@mext.go.jp