通関士
通関士とは?
通関士とは、輸出入通関業務に関する専門的知識を有するものとして国家資格を有する者で、輸出入者にかわって通関手続を代行する通関業者のもとで申告・検査・関税納付・許可といった通関業務に従事する貿易業務のスペシャリストです。
その他情報
難易度は? | : | ★★★☆☆(普通)。 近年合格率は、24.2%ほど。
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就職は? | : | 倉庫業や旅行代理店貨物部門、運送会社、航空会社など。将来性も高く、この資格だけでも就職は可能。 | ||||||||||||||||||||||||||||
仕事内容は? | : | 海外からの荷物を、国内の市場に受け入れるために申告・検査・関税納付・許可などの業務をメーカーから依頼されて輸出入を輸入会社に代わって行います。 |
資 格 概 要
受験資格
制限なし
試験内容
- ① 通関業法(選択式・択一式:各10問/50分)
- ② 関税法、関税定率法その他関税に関する法律※及び外国為替及び外国貿易法(選択式・択一式:各15問/1時間40分)
- ③ 通関書類の作成要領その他通関手続きの実務(1時間30分)
- 通関書類の作成要領(選択式・計算式2問)
- その他通関手続きの実務(選択式・択一式・計算式:各5問)
「その他関税に関する法律」とは、以下のものを言います。
- 関税暫定措置法(昭和35年法律第36号)
- 日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定の実施に伴う関税法等の臨時特例に関する法律(昭和27年法律第112号)
- コンテナーに関する通関条約及び国際道路運送手帳による担保の下で行なう貨物の国際運送に関する通関条約(TIR条約)の実施に伴う関税法等の特例に関する法律(昭和46年法律第65号)
- 物品の一時輸入のための通関手帳に関する通関条約(ATA条約)の実施に伴う関税法等の特例に関する法律(昭和48年法律第70号)
- 電子情報処理組織による輸出入等関連業務の処理等に関する法律(昭和52年法律第54号)
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合格基準
以下の全ての条件を満たすことで合格となります。
- 通関業法:満点の60%以上の得点率
- 関税法等:満点の60%以上の得点率
- 通関書類の作成要領その他通関手続の実務:満点の60%以上の得点率
免除(科目等)について
NACCSを使用して試験科目の一部免除申請を行うことができます。
- (1) 通関業者の通関業務や関係省庁で関税その他通関事務に15年以上従事した者は
- 関税法、関税定率法その他関税に関する法律及び外国為替及び外国貿易法
- 通関書類の作成要領その他通関手続きの実務
が免除されます。
- (2) 通関業者の通関業務や関係省庁で関税その他通関事務に5年以上従事した者は
- 通関書類の作成要領その他通関手続きの実務
が免除されます。
身体上の障害等に係る特別措置について
身体に障害があるため特に何らかの措置を希望される方は、受験申込みの際にその旨を申し出てください。
願書申込み受付期間
7月下旬〜8月上旬頃まで
試験日程
10月上旬頃
受験地
北海道、新潟、東京、宮城、神奈川、静岡、愛知、大阪、兵庫、広島、福岡、熊本、沖縄
受験料
NACCS提出以外・・・・3,000円(収入印紙)
NACCS提出・・・・2,900円
合格発表日
11月上旬頃
受験申込・問合せ
- 函館税関通関業監督官 0138-40-4259
- 東京税関通関業監督官 03-3599-6316
- 横浜税関通関業監督官 045-212-6051
- 名古屋税関通関業監督官 052-654-4005
- 大阪税関通関業監督官 06-6576-3251
- 神戸税関通関業監督官 078-333-3026
- 門司税関通関業監督官 093-332-8371
- 長崎税関通関業監督官 095-828-8628
- 沖縄税関通関業監督官 098-862-8658
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