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【各位】 これから書くことは、過去にも一度書かせていただいたことですが、個人的に強調しておきたいと思う点ですので、もう一度書かせてください。
資格を一つも持っていない、あるいは車の免許だけ、っていう人も、そんなに少なくないと思いますが、兎に角手っ取り早く、何か資格を取りたい、、、そんな方に向けての情報です。
以下の3資格がおススメです。
1).食品衛生責任者 2).防火管理者(甲種) 3).有機溶剤作業主任者
まず1は、主に食品の食中毒事故などを防止するための資格みたいですが、かなり需要が大きい(ただし責任も大きい)ので、お勧めの一品です。 なお、この資格を取るための講習は1日で終わります。事前の予習などは必要ありません。 講習の最後に修了試験がありますが、これは理解度を調べるためのもので、合否を判定するものでは基本的にないので、通常、合格率は100パーセントとなります。
次に2は、1の資格と併せ持っておくと仕事の幅が広がると思います。調理や料理には、火を使うことも多くあります。その火を使うにあたり、必要になってくるのが、この防火管理者の資格です。 なお、この防火管理者の資格は、調理や料理面だけでなく、火災予防上、いろいろなシーンで多用されます。 なお、この防火管理者の資格は、甲種(こうしゅ)と乙種(おつしゅ)の2種類に分かれ、前者の講習は2日間、後者の講習は1日です。 ただし、乙種はあまりお勧めできません。甲種に比べ、何らかの形で制限がかかるはずです。 この防火管理者も、講習の最後に修了試験がありますが、普通に講習を聞いていれば受かるという、簡単なものです。また、万一落ちても、補習を受けることで、資格を得ることができるはずです。
最後に3ですが、この資格は「労働安全衛生法」という法律に根拠を置く国家資格です。 これはあくまで私個人の私見ですが、労働安全衛生法の資格で、どうしてもという必要がなくても取っておいた方が良い資格は、多分この、有機溶剤だけかも知れません。 いわゆる労働安全衛生法は、主任者に相当重い責任を課すのが特徴です。何か事故があった時などに、刑事責任が重大です。 それでも有機溶剤を勧めるのは、これだけは需要がとても大きいからです。 有機溶剤の講習日数は2日間です。最後に修了試験がありますが、合格率は約95パーセントと、講習をちゃんと聞いていればちゃんと受かるものです。
だいたいこんな感じです。 さて、ここで水を差すようで恐縮ですが、一般に、講習を受ければ比較的簡単に取れてしまう資格というのは、社会的評価が思ったほど高くない、という実情もあるみたいです。
もし、もっといろいろな資格の取得にチャレンジしてみたいと思われる方は、講習を受けて取れる資格もさるものながら、何か試験を受けて取るタイプの資格を狙ってみても悪くはないと考えます。
ご健闘を祈ります。
以上
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