家庭料理技能検定
家庭料理技能検定とは?
家庭料理技能検定とは、家族の健康管理に大切な家庭料理に栄養学と料理学を組み合わせた実践的な技術を認定する資格です。
2021年度より従来の試験方法(PBT)から、1級〜3級の筆記がテストセンター受験のCBTに、4級、5級は自宅受験型のIBTとなりました。
その他情報
難易度は? | : | 1級:★★★☆☆(普通)。 準1級、2級:★★☆☆☆(やや易しい)。 3級〜5級:★☆☆☆☆(やさしい)。 近年合格率は、 1級一次:100.0%、1級二次:15.4% 準1級一次:84.3%、準1級二次:38.8% 2級一次:86.1%、2級二次:90.0% 3級一次:80.5%、3級、二次:98.5% 4級:99.0% 5級:93.7%ほど。 受検者は女性が多いですが、近年男性も増えています。受験者は料理講師、栄養士、フードコーディネーター、ホームヘルパー、主婦など |
就職は? | : | この資格のみで就職はできませんが、料理教室を開業したい人などには資格を取得していることによって技能を認定されるのでとても有効です。 |
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資 格 概 要
受験資格
●1級
準1級合格者
●準1級〜4級
制限無し
試験内容
●1級
□一次試験(筆記:CBT)(四肢択一:60問/60分)
1.食生活と栄養
- ① 食生活と社会・環境との関わり
- ② 健康と食生活の課題
- ③ 食料の生産・流通と環境との関わり
- ④ 日本の健康増進の対策
- ⑤ 日本人の食事摂取基準
- ⑥ 食品の分類
- ⑦ 食事のアセスメントと食事改善計画
- ⑧ 連続した複数日の献立作成
- ⑨ ライフステージ別の食事計画
- ⑩ 生活習慣病予防の食事計画
- ⑪ 食文化と歴史
- ⑫ 世界の代表的な食文化
- ⑬ 季節の料理と行事食、郷土料理等
- ⑭ 供食の形式
2.調理と衛生
- ① 各調理の特徴、および代表的な料理
- ② 家庭における日常食や供応食
- ③ 多様な調味料の調味割合
- ④ 衛生と安全を考えた調理
□二次試験(実技/90分)
1.基礎技術(3〜10分)×2
- ① せん切り、かつらむき、魚の三枚おろし
2.調理技術(50〜60分)
- ① 指定された条件や材料と調理法を取り入れた和食1食分の献立の料理の作成
●準1級
□一次試験(筆記:CBT)(四肢択一:60問/60分)
1.食生活と栄養
- ① 食生活と社会・環境との関わり
- ② 健康と食生活の課題
- ③ 食料の生産・流通と環境との関わり
- ④ 日本の健康増進の対策
- ⑤ 日本人の食事摂取基準
- ⑥ 食品の分類
- ⑦ 栄養素、食品、料理のつながりを踏まえた食事のアセスメント
- ⑧ 1日分の献立作成
- ⑨ ライフステージ別の食事計画
- ⑩ 生活習慣病予防の食事計画
- ⑪ 食文化と歴史
- ⑫ 世界の代表的な食文化
- ⑬ 季節の料理と行事食、郷土料理等
- ⑭ 供食の形式
2.調理と衛生
- ① 食品の調理特性
- ② 各調理法、調理器具の特徴
- ③ 食品加工と貯蔵
- ④ 調味のタイミング
- ⑤ 調味の割合
- ⑥ 食中毒、食品添加物 他
- ⑦ 食品の表示
□二次試験(実技)
1.基礎技術(3〜10分)×2
- ① うす切り、 短冊切り、3mm以下の均一なせん切り
- ② 魚のツボ抜き・手開き
2.調理技術(50〜60分)
- ① 指定された料理で構成された日常の1食分の献立の料理の作成
●2級
□一次試験(筆記:CBT)(三肢択一:60問/45分)
1.食生活と栄養
- ① 食生活と社会・環境との関わり
- ② 健康と食生活の課題
- ③ 日本の健康増進の対策
- ④ 栄養素の種類とその働き
- ⑤ 日本人の食事摂取基準
- ⑥ 食品の分類(4つの食品群)
- ⑦ 1日分の献立作成
- ⑧ 健康・栄養状態の特徴
- ⑨ 食事の特徴
- ⑩ 日本の食文化
- ⑪ 日本の季節の料理と行事食
- ⑫ 盛りつけと配膳
2.調理と衛生
- ① 下処理、非加熱調理、加熱調理
- ② 調理器具の扱い方、加熱調理機器等の特徴
- ③ 穀類、肉類、魚介類、卵類、乳類、野菜類、芋類、果物類、油脂類 他
- ④ 調味のタイミング
- ⑤ 調味の割合
- ⑥ 食品衛生の基本(食中毒を起こす細菌、ウイルス、原因物質)
- ⑦ 食品の表示
- ⑧ 環境に留意した調理
□二次試験(実技)
1.基礎技術(3〜10分)
- ① うす切り、せん切り、みじん切り、皮むき(丸むき)
2.調理技術(10〜20分)
- ① 1食分の献立のうち、複数の食材を使った料理1品の作成
●3級
□一次試験(筆記:CBT)(三肢択一:60問/45分)
1.食生活と栄養
- ① 私たちの生活と食生活との関わり
- ② 私たちの健康と食生活の課題
- ③ 栄養素の種類とその働き(日本人の食事摂取基準)
- ④ 食品の分類(4つの食品群)
- ⑤ 食事の構成(主食・主菜・副菜と料理の一皿分の適量)
- ⑥ 1日分の献立作成
- ⑦ 日本の食文化
- ⑧ 季節の料理
- ⑨ 盛りつけと配膳の基本
2.調理と衛生
- ① 切る、ゆでる、煮る、蒸す、焼く、いためる、揚げる、炊飯、だしのとり方、寄せる
- ② 調理器具の扱い方、加熱調理機器等の特徴
- ③ 穀類、肉類、魚介類、卵類、乳類、野菜類、芋類、果物類、油脂類 他
- ④ 調味料と調味の割合
- ⑤ 衛生的な調理
- ⑥ 食中毒の原因と予防
- ⑦ 食品の表示
- ⑧ 環境に留意した調理
□二次試験(実技)
1.基礎技術(1分30秒〜10分)
- ① 輪切り 半月切り いちょう切り 皮むき
2.調理技術(10〜30分)
- ① 基本的な単品料理の作成
●4級(二〜三肢択一:60問/45分)
□一次試験(筆記:IBT)
1.食生活と栄養
- ① 人と食べ物の関係
- ② 食べ物と環境の関係
- ③ 食べ物の栄養の特徴(五大栄養素と食物繊維・水、6つの基礎食品群)
- ④ 1日分の献立
- ⑤ 健康に良い食習慣
- ⑥ 和食の配膳方法(一汁二〜三菜の配膳)
- ⑦ 食事のマナー(食事のあいさつ、箸や食器の持ち方、一尾魚の食べ方)
- ⑧ 日本の伝統的な食事(旬の食べ物、伝統的な加工食品、行事と食事・お茶)
2.調理と衛生
- ① 調理の手順(計画・準備・調理・盛りつけ・後かたづけ)
- ② 調理器具(計量スプーン、カップ、はかり、包丁、まな板、なべ類 他加熱調理器具、冷凍冷蔵庫・計量、洗う、むく、切る、あえる、ゆでる、煮る、いためる、焼く)
- ③ 穀類、肉、魚介、卵、大豆・大豆製品、野菜、きのこ、海藻、芋、牛乳・乳製品、果物、加工食品、調味料(種類、部位、鮮度の見分け方)
- ④ 食品の表示と保存(賞味期限、消費期限、栄養成分表示、食材や料理の保存)
- ⑤ 基本的な料理(ごはん、だしと汁物・肉、魚介、卵、大豆・大豆製品、野菜、芋料理)
- ⑥ お茶の種類といれ方( 日本茶、紅茶、ウーロン茶)
●5級(二肢択一:50問/45分)
□一次試験(筆記:IBT)
1.食生活と栄養
- ① 人と食べ物の関係
- ② 食べ物の栄養の特徴(五大栄養素、三色食品群)
- ③ 1食分の献立(主食・主菜・副菜)
- ④ 健康に良い食習慣
- ⑤ 和食の配膳方法(一汁二〜三菜の配膳)
- ⑥ 食事のマナー(食事のあいさつ、箸や食器の持ち方)
- ⑦ 日本の伝統的な食事(旬の食べ物、伝統的な加工食品、行事と食事・お茶)
2.調理と衛生
- ① 調理の手順(計画・準備・調理・盛りつけ・後かたづけ)
- ② 調理器具(計量スプーン、カップ、はかり、包丁、まな板、なべ類 他)
- ③ 加熱調理器具、冷凍冷蔵庫(計量、洗う、むく、切る、ゆでる、いためる)
- ④ 穀類、肉、魚介、卵、大豆・大豆製品、野菜、きのこ、海藻、芋、果物、牛乳・乳製品、調味料(種類、部位、鮮度の見分け方)
- ⑤ 食品の表示(賞味期限、消費期限)
- ⑥ 初歩的な料理(ごはんの炊き方、和風だしの取り方とみそ汁の作り方・卵料理、芋・野菜料理 他日本茶のいれ方)
合格基準
各級とも6割以上の正答で合格となります。
免除(科目等)について
1級〜3級の科目合格者は、合格から次の年度の1年間に限り、合格科目が免除されます。
身体上の障害等に係る特別措置について
□一次試験
「ハンディキャップ受験申請書(フォーム)」に記載の上、必要事項を記載し、障害者手帳や医師の診断書写しを添付してフォームにて送信して下さい。
□二次試験
試験の申込手続前に下記申請期間に家庭料理技能検定事務局へ申請してください。
願書申込み受付期間
●1級、準1級
□筆記(CBT)
- ① 4月上旬〜6月中旬頃
□実技
- ① 7月上旬〜下旬頃
●2級、3級
□筆記(CBT)
- ① 4月上旬〜6月中旬頃
- ② 9月上旬〜11月上旬頃まで
□実技
- ① 7月上旬〜下旬頃
- ② 12月上旬〜1月中旬頃まで
●4級、5級
- ① 4月上旬〜6月中旬頃
- ② 9月上旬〜11月上旬頃まで
試験日程
●1級
□一次試験(CBT)
- ① 6月上旬〜中旬頃
□二次試験(実技)
- ① 9月下旬頃
●準1級
□一次試験(CBT)
- ① 6月上旬〜中旬頃まで
□二次試験(実技)
- ① 9月下旬〜10月上旬頃まで
●2級、3級
□一次試験(CBT)
- ① 6月上旬〜中旬頃まで
- ② 10月下旬〜11月中旬頃まで
□二次試験(実技)
- ① 本会場:9月中旬
提携会場:9月中旬〜10月上旬頃まで - ② 本会場:2月上旬
提携会場:1月下旬〜2月上旬頃まで
●4級、5級
- ① 6月上旬〜中旬頃まで
- ② 10月下旬〜11月中旬頃まで
受験地
●1級
□一次試験/CBT
□二次試験/CBT
東京
●準1級
□一次試験/CBT
□二次試験/CBT
埼玉、東京、愛知、京都、大阪、岡山、福岡
●2級、3級
□一次試験/CBT
□二次試験/CBT
北海道、青森、茨城、栃木、群馬、東京、新潟、石川、福井、山梨、長野、岐阜、静岡、愛知、京都、大阪、岡山、広島、山口、愛媛、高知、福岡、長崎、鹿児島
●4級、5級
自宅などのインターネット環境がある場所
受験料
●1級
□一次試験(CBT)
7,800円
□二次試験(実技)
10,000円
●準1級
□一次試験(CBT)
6,800円
□二次試験(実技)
8,500円
●2級
□一次試験(CBT)
5,800円
□二次試験(実技)
7,000円
●3級
□一次試験(CBT)
4,800円
□二次試験(実技)
5,500円
●4級
3,000円
●5級
2,000円
合格発表日
●1級、準1級
- ① 7月上旬頃
●2級、3級
- ① 7月上旬頃
- ② 12月上旬頃
●4級、5級
- ① 7月上旬頃
- ② 12月上旬頃
受験申込・問合せ
学校法人 香川栄養学園 03-3917-8230
CBTソリューションズ 03-5209-0553
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