調理師
調理師とは?
名称独占資格。「調理師」とは、調理師の名称を用いて調理の業務に従事することができる者として都道府県知事の免許を受けた者をいいます。食品の栄養、衛生、食中毒、適切な調理法など関連分野の幅広い知識を持っていることを証明されます。また、調理師は講習会を受講しなくても食品衛生責任者になることができます。
その他情報
難易度は? | : | ★★☆☆☆(やや易しい)。 合格率は、60.8%ほど。
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就職は? | : | ホテル、料亭、旅館、割烹、各料理店、給食センター、製菓関連など。独立するには、センス、技術も必要だが、営業力も必須です。 | ||||||||||||||||||||||||||||
仕事内容は? | : | 調理全般(和食・洋食・中華・その他。新人はやはり掃除からが基本です。 | ||||||||||||||||||||||||||||
年収は? | : | 飲食物調理従事者の平均年収は369.5万円(賞与込)です。
(2024年:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」より) |
資 格 概 要
受験資格
下記1.〜4.までのいずれかの学歴を持ち、5.の実務経験を持つ者が受験できます。
- 中学校卒業以上の者
- 旧制国民学校高等科の修了者、旧制中学校2年の課程の修了者又は調理師法施行規則(昭和33年厚生省令第46号)附則第3項の規定によりこれらの者と同等の学力があると認められる者
- 以下のいずれかで2年以上調理業務経験者。
- 飲食店(旅館、簡易宿泊所を含む)
- 魚介類販売業(販売の実は除く)
- 惣菜製造業(煮物(佃煮を含む。)・焼物(炒め物を含む。)・揚げ物・蒸し物・酢の物又は和え物を製造する営業)
- 学校、病院、寮などの給食施設(継続して1日20食以上又は1日50食以上調理する施設)
試験内容
マークシート:60問
- ① 公衆衛生学
- ② 食品学
- ③ 栄養学
- ④ 食品衛生学
- ⑤ 調理理論
- ⑥ 食文化概論
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合格基準
全科目の合計得点が満点の6割以上で、0点の科目が無いこと。
免除(科目等)について
厚生労働大臣が指定した調理師養成施設(専門学校、専修学校、各種学校、高等学校等)において、1年以上、調理、栄養および衛生に関して調理師として必要な知識および技能を修得した者は試験免除になります。
願書申込み受付期間
5月上旬〜6月上旬頃まで
※ 岩手県・秋田県・山形県・千葉県・山梨県・香川県の受験申請については、各県で受付しています。
詳細については、<こちら>でご確認ください。
試験日程
10月下旬頃
※ 岩手県・秋田県・山形県・千葉県・山梨県・香川県の受験申請については、各県で受付しています。
詳細については、<こちら>でご確認ください。
受験地
各都道府県の指定した受験会場
受験料
おおよそ6,100円〜6,500円程度
詳しくはこちらをご覧下さい。
都道府県により、その県内に住所があり、身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・戦傷病者手帳を所持する者については、受験料が免除になる場合があります。
合格発表日
12月中旬頃
受験申込・問合せ
公益社団法人調理技術技能センター 調理師試験担当 03-3667-1815(平日9時〜17時)
各都道府県庁の担当課