自衛消防技術試験
自衛消防技術試験とは?
自衛消防技術試験とは、東京都火災予防条例(第55条の2の3及び55条の5)に基づき、防災センターにおいて監視、操作等の業務などの自衛消防隊活動の中核となる要員としての資格を認定する試験です。
その他情報
難易度は? | : | ★★☆☆☆(やや易しい)。 近年合格率は、 消防技術試験講習場:56.4% 立川防災館:85.6%ほど。 筆記試験はテキスト(自衛消防技術試験受験必携「学科編」) や問題集 をしっかり勉強しておくことで問題ありません。問題の実技については、テキスト(自衛消防技術試験受験必携「実技編」) に合わせて、放送設備や屋内消火栓などの実物を見たり、実際に操作しておくことをおすすめします。また、自信が持てない場合は、お金はかかりますが、受験準備講習会を受講する手もあります。 |
就職は? | : | 警備会社、ビル管理会社など。この資格だけではなく、出来れば、危険物取扱者、消防設備士、消防設備点検資格者などの資格も合わせて持っておくことで就職に有利になります。 |
仕事内容は? | : | 火災発生防止、地震発生などの安全管理、危機管理を行います。 |
資 格 概 要
受験資格
制限なし
試験内容
●筆記試験(四肢択一:マークシート/75分)
□火災及び自身に関する基礎的な知識(10問)
- ① 燃焼、消火及び火災現象に関すること
- ② 防火対象物の防火防災対策に関すること
□自衛消防業務に関する実務(10問)
- ① 出火の防止に関すること
- ② 自衛消防活動に関すること
- ③ 消防用設備等の維持管理に関する基礎的な知識及び取扱要領
- ④ 防火及び避難施設等の維持管理に関する基礎的な知識及び当該施設等の取扱要領
□消防関係法令(5問)
- ① 防火・防災管理、危険物、消防用設備等の設置、応急消火義務者、震災対策などの法令基準
●実技試験(記述・個別実技:20分程度)
□集団実技試験(記述式:3問/15分)
- ① 災害発生時の自衛消防活動要領に関すること
- ② 消火設備、警報設備、避難設備等の維持管理及び取扱いに関すること
□個別実技試験
- ① 消火設備、警報設備、避難設備等の取扱い及び作動時の対応要領等に関すること
- ② 応急救護要領に関すること
合格基準
筆記試験の全ての科目、実技試験の全ての科目において、各々が満点中60%以上の正答率で合格となります。
免除(科目等)について
- 消防吏員で2年以上の実務経験者は筆記試験の消防関係法令と実技が免除。
- 筆記試験合格者で合格日から6か月以内の者は筆記試験が免除。
- 上記の双方に該当する者は、全試験免除となります。
願書申込み受付期間
試験日の5日前まで
月曜日〜金曜日:9時00分〜16時30分
写真2枚と受験料を添えて、都内各消防署、分署、派出所に直接提出
試験日程
各月1〜3回程度
受験地
東京(外神田、立川)
受験料(非課税)
5,400円
合格発表日
●筆記試験・・・・当日正午
●実技(最終)・・・・試験から約2週間後
自衛消防技術認定証の交付手数料は、1,700円
受験申込・問合せ
東京消防庁 予防部 防火管理課 試験講習係 03-3255-2945
防火管理課立川事務室 042-521-0205