民間資格 3R・低炭素社会検定試験

3R・低炭素社会検定試験とは?

3R・低炭素社会検定試験とは、重要な2つのテーマである、ごみ・循環型社会に関する「3R(Reuse、Reduce、Recycle)」の知識や、地球温暖化に関する低炭素社会の環境理念に関する知識をもった人(リーダー)の動きとつながりを作るための検定です。検定は、「3R部門」と「低炭素社会部門」の2つがあります。
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その他情報

難易度は? ★★☆☆☆(やや易しい)。
近年合格率は、
3R部門:90.4%(合格者中、ゴールドリーダー:3.8%、リーダー:96.3%)
低炭素社会部門:81.6%(合格者中、ゴールドリーダー:4.3%、リーダー:95.6%)ほど。
過去問と比較して似た問題が出題されることが多いため、過去問を多く解き、分からない部分はテキストで確認することの繰り返しで合格に近づきます。
就職は? この資格で就職はできませんが、リサイクルショップ、リサイクル事業者、環境ビジネス業などで働いている方は、知識の再確認としても有用な資格です。個人でもこの資格の勉強を通して、普段の生活における「環境に対する配慮」の知識を得ることができます。

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 資 格 概 要

受験資格

制限無し


試験内容

●3R部門(4肢択一:68問/105分)

□持続可能な社会構築に向けた視座
  • ① 持続可能な社会
  • ② 3Rと低炭素社会
  • ③ 環境基本法及び計画、地域での展開
  • ④ ライフサイクルアセスメント
  • ⑤ エコロジカル・フットプリント
  • ⑥ フードマイレージ,バーチャルウォーター
  • ⑦ エコデザイン(環境配慮設計)
  • ⑧ 環境マネジメントシステム
  • ⑨ 経済的インセンティブ
  • ⑩ グリーンコンシューマー
  • ⑪ 環境教育
□「持続可能な社会」に向けて行動する――主に家庭・地域
  • ① エコライフ
  • ② 環境家計簿
  • ③ 毎日の食卓から
  • ④ 森林資源利用
  • ⑤ エコラベル
  • ⑥ エコハウス(環境共生・資源同調型住宅)
  • ⑦ 暮らしと水
  • ⑧ 掃除
  • ⑨ NPO及び地域活動
□環境問題
  • ① 地球環境問題
  • ② オゾン層破壊
  • ③ 酸性雨
  • ④ 大気汚染
  • ⑤ 
  • ⑥ 自然環境・生物多様性
  • ⑦ 都市環境
  • ⑧ 化学物質
□歴史・理念――廃棄物処理・3Rの発展と変遷
  • ① ごみ処理の歴史
  • ② ごみをめぐる出来事
  • ③ ごみ処理の行き詰まりと循環型社会
  • ④ 資源・エネルギーの逼迫
  • ⑤ 国際的な廃棄物・循環資源の動き
  • ⑥ 循環型社会構築に向けた理念
  • ⑦ 3Rイニシアティブ
□3R・循環型社会構築に向けた視座
  • ① 3Rの考え方
  • ② リデュース
  • ③ リユース
  • ④ リサイクル
  • ⑤ 物の流れ
  • ⑥ 物質フロー解析
  • ⑦ 2R
□3R・循環型社会構築に向けた動きやライフスタイル
  • ① 拡大生産者責任(EPR)
  • ② グリーン・サービサイジング
  • ③ ゼロエミッション
  • ④ レンタル、シェアリング
  • ⑤ 中古品販売、フリーマーケット
  • ⑥ 簡易包装、レジ袋削減、リユース容器
  • ⑦ 台所のごみ事情
  • ⑧ 使い捨て製品
  • ⑨ 風呂敷
  • ⑩ 日用品の修理・修繕
□製品別3R・適正処理
  • ① 紙・板紙
  • ② 
  • ③ びん
  • ④ ペットボトル
  • ⑤ プラスチック
  • ⑥ 繊維
  • ⑦ 生ごみ
  • ⑧ 可燃物のRDF化・炭化
  • ⑨ バイオ(ディーゼル)燃料
  • ⑩ 家電製品
  • ⑪ 小型家電製品や携帯電話
  • ⑫ 自動車
  • ⑬ 建設廃棄物(建設副産物)
□3R・適正処理にまつわる法律
  • ① 3Rに関わる法律の概要
  • ② 循環基本法と循環基本計画
  • ③ 廃棄物処理法
  • ④ 資源有効利用促進法
  • ⑤ 容器包装リサイクル法
  • ⑥ 家電リサイクル法
  • ⑦ 建設リサイクル法
  • ⑧ 食品リサイクル法
  • ⑨ 自転車リサイクル法
  • ⑩ グリーン購入法
  • ⑪ 化学物質審査規制法(化審法)
  • ⑫ バーゼル条約
  • ⑬ 小型家電リサイクル法
□ごみの発生と管理
  • ① 日本の物質フロー
  • ② 一般廃棄物
  • ③ 産業廃棄物
  • ④ 特別管理廃棄物
  • ⑤ 家庭ごみ細組成調査
  • ⑥ 市町村のごみ処理計画
  • ⑦ ごみ有料化
  • ⑧ 収集・運搬
  • ⑨ 不法投棄対策
  • ⑩ リサイクルにまつわる違法行為
  • ⑪ ごみ処理の財政と廃棄物会計
  • ⑫ マニフェスト
  • ⑬ 災害廃棄物
□ごみ焼却・埋立処理
  • ① 中間処理
  • ② 焼却施設
  • ③ 公害対策
  • ④ 資源化、サーマルリサイクル
  • ⑤ 最終処分
□有害廃棄物の発生と管理
  • ① 有害廃棄物、POPs
  • ② ダイオキシン類特別措置法
  • ③ PCB
  • ④ 石綿
  • ⑤ 感染性廃棄物
  • ⑥ 電池・蛍光管
  • ⑦ 除染と放射性物質汚染廃棄物の処理

●低炭素社会部門(4肢択一:68問/105分)

□持続可能な社会構築に向けた視座
  • ① 持続可能な社会
  • ② 3Rと低炭素社会
  • ③ 環境基本法及び計画、地域での展開
  • ④ ライフサイクルアセスメント
  • ⑤ エコロジカル・フットプリント
  • ⑥ フードマイレージ,バーチャルウォーター
  • ⑦ エコデザイン(環境配慮設計)
  • ⑧ 環境マネジメントシステム
  • ⑨ 経済的インセンティブ
  • ⑩ グリーンコンシューマー
  • ⑪ 環境教育
□「持続可能な社会」に向けて行動する――主に家庭・地域
  • ① エコライフ
  • ② 環境家計簿
  • ③ 毎日の食卓から
  • ④ 森林資源利用
  • ⑤ エコラベル
  • ⑥ エコハウス(環境共生・資源同調型住宅)
  • ⑦ 暮らしと水
  • ⑧ 掃除
  • ⑨ NPO及び地域活動
□環境問題
  • ① 地球環境問題
  • ② オゾン層破壊
  • ③ 酸性雨
  • ④ 大気汚染
  • ⑤ 
  • ⑥ 自然環境・生物多様性
  • ⑦ 都市環境
  • ⑧ 化学物質
□気候変動に関する国際交渉
  • ① 地球温暖化問題に関する国際的な取組の歴史
  • ② 京都議定書をめぐる交渉と国際制度
  • ③ 京都メカニズムと二国間クレジット制度
  • ④ 2020年までの国際枠組みと2020年以降の枠組み交渉
□地球温暖化のメカニズムと影響
  • ① IPCC
  • ② 地球温暖化のメカニズム
  • ③ 気候変動の要因
  • ④ 温室効果ガスの種類と主な排出源
  • ⑤ 温室効果ガスの濃度及びそのモニタリング
  • ⑥ 気候変動が自然や人間社会に与える影響
  • ⑦ 日本国内での影響
  • ⑧ 地球温暖化の将来予測
□温室効果ガスの排出と気候変動への対策
  • ① 温室効果ガス排出・吸収源の概要及びインベントリ
  • ② 世界の温室効果ガス排出量
  • ③ 日本の温室効果ガス排出量
  • ④ 温室効果ガス排出量の算定方法
  • ⑤ 温室効果ガス排出源
  • ⑥ 温室効果ガス排出とその対策(農業分野と土地利用,土地値利用変化及び林業(LULUCF)分野)
  • ⑦ 温室効果ガス排出とその対策(廃棄物分野)
  • ⑧ 温室効果ガス排出とその対策(工業プロセス分野)
  • ⑨ 適応策
  • ⑩ 途上国支援とコベネフィット・アプローチ
□エネルギーと関連技術知見
  • ① 化石燃料
  • ② 産業部門・エネルギー転換部門における対策
  • ③ 再生可能エネルギーとその特性
  • ④ 太陽光発電・太陽熱利用
  • ⑤ 風力発電
  • ⑥ その他の再生可能エネルギー(地熱,バイオマス,水力)
  • ⑦ 蓄電技術と燃料電池
  • ⑧ 非在来型化石燃料とCO2回収貯留技術(CCS)
  • ⑨ 運輸部門における対策
  • ⑩ 次世代自動車
□暮らしや事業活動における取組
  • ① 家庭のエネルギー消費実態
  • ② 家庭でできるCO2削減
  • ③ オフィスの省エネルギー
  • ④ 家庭の給湯・空調への省エネ対策(ヒートポンプ,家庭用燃料電池,潜熱回収型機器等)
  • ⑤ 低炭素都市
  • ⑥ 省エネルギーラベルと統一省エネルギーラベル
  • ⑦ エコドライブ
  • ⑧ サプライチェーンにおける温室効果ガス排出量
  • ⑨ CO2の見える化とカーボンフットプリント
  • ⑩ CO2削減・省エネエコライフに関する国民運動
  • ⑪ LED
□国内外の政策
  • ① 地球温暖化対策推進法
  • ② 京都議定書目標達成計画と地球温暖化対策計画
  • ③ 地方公共団体実行計画
  • ④ 温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度
  • ⑤ 省エネルギー法
  • ⑥ トップランナー方式
  • ⑦ 海外における固定価格買取制度
  • ⑧ 日本における固定価格買取制度
  • ⑨ 自主行動計画
  • ⑩ 世界各国の排出権取引制度
  • ⑪ 東京都の「温室効果ガス総量削減義務と排出量取引制度」
  • ⑫ 地球温暖化対策税とその他の環境税制
  • ⑬ カーボン・オフセットとJ-クレジット制度

☆こんな問題が出ます


合格基準

100点満点中、60点以上で下記の通り認定されます。


●3R部門

  • 90〜100点:リーダー・ゴールド
  • 60〜89点:リーダー
  • 〜59点:認定無し

●低炭素社会部門

  • 100〜90点:リーダー・ゴールド
  • 89〜60点:リーダー
  • 〜59点:認定無し

身体上の障害等に係る特別措置について

会場により受験の可否が別れるため、申込前に希望会場で対応の可否を実施団体に問い合わせることができます。
受験可能だった場合、申込時の備考欄に障碍の種類と、必要な配慮を記載することによりできる限り調整してもらえます。


願書申込み受付期間

8月上旬〜10月上旬頃まで

受付申込期間になりましたら受験・講習会申込みページから、お申込みいただけます。


試験日程

11月上旬頃


受験地

北海道、東京、名古屋、石川、京都、大阪、徳島、広島、福岡


受験料(税込み)

1部門:4,400円(2部門受験の場合:5,500円)

検定合格者で1部門受験の場合は、3,300円で受験できます。


合格発表日

12月下旬頃


受験申込・問合せ

3R・低炭素社会検定試験 検定事務センター 06-6210-1720


ホームページ

一般社団法人 持続可能環境センター


参考書・問題集

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