画像処理エンジニア検定
画像処理エンジニア検定とは?
画像処理エンジニア検定とは、産業や学術分野のさまざまな領域において、一定の条件(開発目標・システム環境・予算・作業工程・コストなど)のもと、ソフトウェアや関連するハードウェア、システムの開発ができる能力の標準的知識を認定する資格です。
その他情報
難易度は? | : | ★★☆☆☆(やや易しい)。 近年合格率は、 エキスパート:21.0% ベーシック:61.6%ほど。 |
就職は? | : | 美的センスが重要です。映画、アニメーション、CM、ゲーム、Webなどの制作会社や関連会社、コンピュータ周辺機器を取扱う会社や印刷会社など多岐にわたる。就職するには最低でも2級は欲しいところ。その他プログラミングの資格も持っておくことをオススメします。 |
仕事内容は? | : | デジカメで撮った写真を加工、プログラミング経験者であれば、画像検査システムの開発も行います。 |
資格[PR] |
資 格 概 要
受験資格
1級のみ2級合格者
試験内容
●エキスパート(マークシート:10問/80分)
□ディジタル画像の撮影と画像の性質・色空間
- ① ディジタルカメラの構成
- ② 画像生成の幾何学的モデル
- ③ 撮影パラメータ
- ④ 画像のディジタル化
- ⑤ カラー画像
- ⑥ 画像の性質を表す諸量
- ⑦ 人間の視覚
- ⑧ 表色系と色空間
□画素ごとの濃淡変換と領域に基づく濃淡変換
- ① 明るさ・コントラストの変換
- ② 特殊な効果
- ③ カラー画像の変換
- ④ 複数の画像の利用
- ⑤ 空間フィルタリング
- ⑥ 平滑化
- ⑦ エッジ抽出
- ⑧ 鮮鋭化
- ⑨ エッジを保存した平滑化
□周波数領域におけるフィルタリングと画像の復元・生成
- ① 画像のフーリエ変換
- ② 周波数フィルタリング
- ③ ローパスフィルタ,ハイパスフィルタ,バンドパスフィルタ
- ④ 高域強調フィルタ
- ⑤ ぼけ・ぶれ画像の復元
- ⑥ さまざまな画像復元・生成
- ⑦ コンピュテーショナルフォトグラフィ
□幾何学的変換
- ① 線形変換
- ② 同次座標とアフィン変換・射影変換
- ③ 画像の再標本化と補間
- ④ イメージモザイキング
□2値画像処理と領域処理
- ① 2値化
- ② 2値画像の基本処理と計測
- ③ 線画像のベクトル化
- ④ 領域処理のための特徴量
- ⑤ 領域分割処理
□パターン・図形・特徴の検出とマッチング、パターン認識
- ① テンプレートマッチングによるパターンの検出
- ② エッジ情報とヒストグラム
- ③ 特徴点検出
- ④ 特徴点の記述とマッチング
- ⑤ 図形要素検出
- ⑥ 顕著性マップ
- ⑦ パターン認識の基本的なアプローチ
- ⑧ 機械学習の概要
- ⑨ 教師なし学習とクラスタリング
- ⑩ 教師あり学習
- ⑪ 機械学習による画像認識の応用例
- ⑫ ニューラルネットワーク
- ⑬ 深層学習
- ⑭ CNNによる画像認識と画像生成
□動画像処理、画像からの3次元復元、光学的解析
- ① 差分画像を用いた移動物体検出
- ② オプティカルフロー
- ③ 移動体追跡
- ④ 画像と空間の幾何学的関係
- ⑤ カメラキャリブレーション
- ⑥ ステレオビジョン
- ⑦ アクティブステレオ
- ⑧ モーション推定と3次元復元/li>
- ⑨ 光学的解析
- ⑩ 放射量
- ⑪ 反射
- ⑫ 反射成分の分離
- ⑬ 形状の復元
- ⑭ 反射特性の復元
- ⑮ 照明環境の復元
- ⑯ 形状・反射特性・照明環境すべての復元
□画像符号化
- ① 2値画像の符号化
- ② グレースケール画像の符号化
- ③ カラー画像と動画像の符号化方式
□知的財産権
- ① 知的財産権
●ベーシック(マークシート:10問/60分)
□ディジタルカメラモデル
- ① ビジュアル情報処理とディジタルカメラモデル
- ② 座標系とモデリング
- ③ ビジュアル情報処理の幾何学的モデル
- ④ ビジュアル情報処理の光学的モデル
- ⑤ ディジタル画像
- ⑥ 画像処理の分類と役割
□画像の濃淡変換とフィルタリング処理
- ① 画像の性質を表す諸量
- ② 画素ごとの濃淡変換
- ③ 領域に基づく濃淡変換(空間フィルタリング)
- ④ そのほかの処理
□画像の解析
- ① 2値画像処理
- ② 領域分割処理
- ③ 動画像処理
□パターン・特徴の検出とパターン認識
- ① 特徴点による画像間のマッチング
- ② 図形の検出
- ③ パターンの検出
- ④ パターン認識
- ⑤ ニューラルネットと深層学習
□シーンの復元
- ① 画像と空間の幾何学的関係と3次元復元
- ② 光学的なシーン復元
□システムと規格
- ① CGと画像処理の融合
- ② ビジュアル情報処理用システム
- ③ ビジュアル情報処理用ソフトウェア
- ④ リアルタイム3次元CGシステム
- ⑤ 入出力装置
- ⑥ 画像ファイル形式と記録方式
□関連知識
- ① 知覚
- ② 知的財産権と情報セキュリティ
- ③ ビジュアル情報処理の歴史と応用
合格基準
●エキスパート、ベーシック
100点満点中、おおよそ70点以上で合格となります。
(難易度により多少変動します。)
身体上の障害等に係る特別措置について
「受験特別措置 申請フォーム」に必要事項を記入の上、必ず申込み時に送信をしてください。検定実施センターから折り返し対応方法が連絡されます。
願書申込み受付期間
- ① 4月上旬〜6月上旬頃まで
- ② 9月上旬〜10月中旬頃まで
試験日程
- ① 7月上旬頃
- ② 11月下旬頃(年2回)
受験地
受験料
●エキスパート(旧2級)・・・・6,700円
●ベーシック(旧3級)・・・・5,600円
合格発表日
実施先までお問い合わせ下さい。
受験申込・問合せ
公益財団法人 画像情報教育振興協会(CG-ARTS協会)受験サポートセンター
03-3535-3501
CBTソリューションズ 03-5209-0553
ホームページ
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