天文宇宙検定
天文宇宙検定とは?
天文宇宙検定とは、単に知識の有無を検定するのではなく、「楽しく」、「広がりを持つ」、「考えることを通じて何らかの行動を起こすきっかけをつくる」検定を目指して出版社「恒星社厚生閣」の協力のもと、実施されている資格。全ての問題は4択で行われます。公式の書籍はとてもすばらしいです。受験しなくても一読の価値ありです。ちなみに合格者は松本零士デザインの合格証をもらえます。
その他情報
難易度は? | : | 1級:★★★★☆(やや難しい)。 2級:★★☆☆☆(やや易しい)。 3級、4級:★☆☆☆☆(やさしい)。 近年合格率は、 1級:0.0% 2級:43.6% 3級:74.5% 4級:82.7%ほど。 難易度は星空宇宙天文検定(星検)よりも低いです。 天文宇宙天文検定の学習ができる問題集アプリ(ios、Android)もあります。 |
勉強時間は? | : | 勉強時間は30時間〜。 3級、4級は公式のテキストの勉強で十分合格は狙えますが中には雑学的な問題もあります。2級はテキストをしっかり勉強するのはもちろんですが、合せて書籍や宇宙関連のニュース(astroartsなど)をチェックしていないと難易度は上がります。 |
就職は? | : | 天体イベントのある地域や、民間委託されたプラネタリウム、天文台、学校、科学館、公民館、星空教室、星空観察会などでボランティアとして活躍できる可能性はあります。就職を意識するなら、天文学のある大学で学位を取得し、学芸員を取得する方が望ましいですが自治体のプラネタリウムでは嘱託職員や臨時職員として扱われる方が多いです。 |
仕事内容は? | : | サイエンスショー、プラネタリウムにおける解説、天文台の望遠鏡操作、広報等業務の補助などを行います。 |
資 格 概 要
受験資格
●1級・・・・2級の合格者。
●2級〜4級・・・・制限無し
●1級:天文宇宙博士
理工系大学で学ぶ程度の天文学知識を基本とし、天文関連時事問題や天文関連の教養力を試したい方を対象
●2級:銀河博士
高校生が学ぶ程度の天文学知識を基本とし、天文学の歴史や時事問題等を学びたい方を対象
●3級:星空博士
中学生で学ぶ程度の天文学知識を基本とし、星座や暦などの教養を身につけたい方を対象
●4級:星博士ジュニア
小学生が学ぶ程度の天文学知識を基本とし、天体観測や宇宙についての基礎的知識を得たい方を対象
試験内容
●1級(マークシート形式、4者択一方式:40問/50分)
- ① 現代天文学の基礎概念
- ② 太陽系と太陽
- ③ 恒星の世界
- ④ 連星とブラックホール活動
- ⑤ 天の川銀河と星間物質
- ⑥ 銀河と宇宙
●2級(マークシート形式、4者択一方式:60問/50分)
- ① 宇宙七不思議
- ② 太陽は燃える火の玉か?
- ③ まだ謎だらけ(!)の太陽系
- ④ 十人十色の星たち
- ⑤ 星々の一生
- ⑥ 銀河系は何からできているのか?
- ⑦ 銀河の世界
- ⑧ 天文学の歴史
- ⑨ 人類の宇宙進出と宇宙工学
- ⑩ 宇宙における生命
●3級(マークシート形式、4者択一方式:60問/50分)
- ① 星の名前七不思議
- ② 星座はだれが決めたのか
- ③ 空を廻る太陽や星々
- ④ 太陽と月、仲良くして
- ⑤ 太陽系の仲間たち
- ⑥ 太陽系の彼方には何がある
- ⑦ 天文学の歴史
- ⑧ そして宇宙へ
●4級(マークシート形式、4者択一方式:40問/50分)
- ① 月と地球
- ② 太陽と地球
- ③ 太陽系の世界
- ④ 星座の世界
- ⑤ 星と銀河の世界
- ⑥ 天体観察入門
合格基準
●1級
100点満点中 70点以上で合格となります。
(60点〜69点で「準1級」合格となります。)
●2級
100点満点中 70点以上で合格となります。
●3級、4級
100点満点中 60点以上で合格となります。
身体上の障害等に係る特別措置について
出来る限りご受験出来るよう対応致しますが、会場状況により対応が困難となる場合もございますのでご了承下さい。 申し込み前に実施団体までお問い合わせ先までお問い合わせ下さい。
願書申込み受付期間
〜10月上旬頃まで
試験日程
11月下旬頃
受験地
札幌、仙台、小松(石川県)、高崎、東京、名古屋、大阪、広島、福岡、沖縄
受験料(税込み)
●1級:6,700円
●2級:6,200円
●3級:5,000円
●4級:4,400円
併願割引:
●2・3級:10,000円
●3・4級:8,460円
●2・3・4級:14,000円
団体割引(2名以上):
●1級:6,700円
●2級:5,760円
●3級:4,650円
●4級:4,000円
合格発表日
12月下旬頃
受験申込・問合せ
天文宇宙検定運営事務局 03-5539-5236
メール