UMTPモデリング技能認定試験
UMTPモデリング技能認定試験とは?
システム開発のの上流工程において用いられる国際規格のモデリング言語であるUMLを使ったモデル構築のための知識とスキルを測る認定試験です。
その他情報
難易度は? | : | ★★☆☆☆(やや易しい)。合格率は非公開。 対応参考書をしっかりやれば確実に合格できます。 |
就職は? | : | この資格だけでは、就職は難しい。この資格を足がかりにして、Sun Java Certificationなどと合わせて取得しておきたい。 |
資 格 概 要
受験資格
●L0
L0試験は2017年4月30日をもって停止となりました。
●L1
制限無し
●L2〜L4
下位の認定試験合格者
試験内容
●L1(30問/80分)
- ① 開発プロセス・モデリングの基本概念
- ② 要求定義モデリング
- ③ 構造モデリング
- ④ 振る舞いモデリング
- ⑤ 実装モデリング
- ⑥ 複数の図を使用したモデリング
●L2(複数選択式:15問/85分)
- ① 全般
- ② ビジネスモデリング
- ③ 要求分析モデリング
- ④ 構造モデリング
- ⑤ 振る舞いモデリング
- ⑥ 設計モデリング
- ⑦ フェーズをまたがる問題
●L3(モデリング文章題:3問、モデリングの際に必要な知識:5問/120分)
□知識問題
- ① 結合度と凝集度
- ② オブジェクト指向分析の指針
- ③ オブジェクト指向設計原則
- ④ モデリング技法
- ⑤ OCL(オブジェクト制約言語)
□モデリング問題
- ① 問題記述から(本質的な)クラスを識別する
- ② 複数のバリエーションや拡張(揺さぶり)に対応可能なモデルを考える
- ③ 責務を適切に分配する(GRASPのイメージ)
- ④ 責務が多すぎたり、関心事が分離されていないような問題のあるクラスを改善する
- ⑤ 再利用性を重視するなど与えられた条件の中で適切な設計を行う
- ⑥ リスコフの置換原則などの設計原則を問う
- ⑦ モデルの問題点や間違い(抜け)を発見する
- ⑧ 曖昧だったり、冗長だったり、矛盾がある問題記述をより正確にモデルで表現する
●L4
□一次試験(メールによるモデル予備審査)
- ① プロジェクト経歴等を記載した書類を受験申込み時に提出
- ② 実プロジェクトへのモデリング適用経験等を審査
□二次試験(書類審査)
- ① 課題としてあたえられたモデリング問題を解く
- ② 過去のモデリング適用実績をまとめる
- ③ 審査員からの中間レビューを受け、課題の回答を完成していく
(上記までは、基本メールベースでのやりとり) - ④ 面談試験で、課題、過去の実績を発表する
- ⑤ 審査員からの質問に適切に応答する
合格基準
●L1
30問中、24問以上正解で合格となります。
●L2
15問中、65%以上の正解率で合格となります。
●L3
計8問中、おおよそ60%以上の正解率で合格となります。
●L4
面談試験を含め総合的に判定されます。
身体上の障害等に係る特別措置について
■ピアソンVUE
試験時間の延長、朗読者、次項に記載のない医療器具・補助具・医薬品等の試験室内での使用等は、事前の申請・承認が必要になります。
また、申請内容によっては、医師による診断書等が必要になる場合や、審査や承認等にさらに時間がかかる場合もあります。
- ① pvjppc@pearson.com宛てに申請書を依頼
- ② ピアソンVUEから申請書、注意事項の案内
- ③ Aに必要事項を記入(医師による記入が必要になる場合があります。)
- ④ pvjppc@pearson.com宛てに申請書を送信(審査に1週間程度)
- ⑤ 承認された場合はピアソンVUEから許可証がEメールで返信されます。
- ⑥ 許可後、試験の予約を行って下さい。
(申請書を送付してから予約申し込みまで2週間程度掛かります。)
■プロメトリック
受験に際して合理的配慮の提供が必要な方は、試験の予約前に申請が必要です。申請前に申請手順をご確認の上で「配慮申請フォーム」より申請してください。
申請内容により申請から対応可否の確定までに最短で1週間〜最長で4週間ほどかかります。また、ご要望にお応えできない場合もございますので予めご了承下さい。
各会場の車椅子対応状況は「試験会場一覧・検索」よりご確認いただけます。
以下の物品の持込みについては、事前申請は不要です。試験日当日に、会場受付に持ち込み希望の旨をお申し出ください。Bluetoothなどの通信機能付き補聴器や電子機能付きの物品については、お持込みいただけません。
- 拡大鏡、ルーペ、補聴器、杖類
- 義手、義足、および、四肢・体幹の機能障害の軽減を目的として使用する補助器具
願書申込み受付期間
●L1〜L3
随時
●L4
11月中旬〜12月上旬頃まで
試験日程
●L1〜L3
月〜金曜日(祝日、年末年始を除く)
●L4
□一次試験(メールによるモデル予備審査)
12月下旬〜2019年2月中旬頃
□2次審査(面接試験)
3月上旬頃
受験地
47都道府県110都市のプロメトリック社の公認テストセンター
(開催日時は各会場の詳細をよりご確認ください。)
受験料(税込み)
●L1・・・・16,500円
●L2・・・・16,500円
●L3・・・・16,500円
●L4
1次・・・・無料
2次・・・・104,500円
合格発表日
●L1〜L3
試験終了後、即時
●L4
□一次審査
12月中旬頃
□二次審査
3月中旬頃
受験申込・問合せ
UMLモデリング推進協議会 03-5309-0400
プロメトリック梶iL1、L2、L3) 03-6204-9830
ピアソンVUE(L1、L2) 0120-355-583