AML/CFTスタンダード
AML/CFTスタンダードとは?
AML/CFTスタンダードとは、AML/CFTスタンダードとは、銀行等預金取扱金融機関の営業店の管理者、窓口担当者等、生命保険会社の支社・営業所の管理者、証券コースとは、証券会社の営業店の管理者、営業担当者等が知っておくべきマネロン等防止管理態勢や顧客管理、国内関連法規制等を踏まえた実務対応について、その理解度を測ることを目的にしている検定試験です。「AML/CFTスタンダード・生命保険コース」は、2023年3月31日をもって試験を休止することとなりました。
その他情報
難易度は? | : | ★★☆☆☆(やや易しい)。合格率は不明です。 AML/CFTスタンダードについては、AML/CFTスタンダードコース試験問題集を行う以外に、AMLオフィサー認定試験の書籍や金融機関行職員のためのマネー・ローンダリング対策Q&Aなども併せて活用することをおすすめします。 AML/CFTオフィサーは必ず講習を受ける必要はありません。上記の書籍をしっかりと理解していれば十分合格可能です。 |
就職は? | : | 銀行等の金融機関、証券会社、監査法人、クレジットカード事業者、ファイナンスリース事業者など。求人の多くが経験者を求めています。 近年、金融犯罪対策の問題意識が急速に高まっている反面、専門家がほとんど存在していない深刻な問題があり、金融機関などの事業者がその対応に追われています。 |
仕事内容は? | : | AML/CFT(マネーローンダリング/テロ資金供与防止)に係る企画業務、マネー・ローンダリングおよびテロ資金供与(以下「マネロン等」)の態勢強化計画の策定や全役職員を対象としたマネロン等に関する啓蒙およびアドバイザリー業務、規制や業務の状況に即したAML/CFTの態勢を見直すPDCA(計画/実行/評価/改善)の推進、疑わしい取引のモニタリングや届出、顧客管理等のAML/CFTに係るオペレーション実務などを行います。 |
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資 格 概 要
受験資格
制限なし
試験内容
●AML/CFTスタンダードコース(四答択一:50題/100分)
- ① 金融犯罪
- ② FATF
- ③ 国内法規制等
- ④ リスクベース・アプローチ
- ⑤ 管理態勢
- ⑤ 顧客管理
- ⑤ 疑わしい取引
●AML/CFTスタンダード・証券コース(四答択一:50題/100分)
- ① 金融犯罪
- ② FATF
- ③ 国内法規制等
- ④ リスクベース・アプローチ
- ⑤ 管理態勢
- ⑤ 顧客管理
- ⑤ 疑わしい取引
●AML/CFTオフィサー(アンチマネロン・オフィサー)
※講習内容と試験内容は同一です。
講習を受講しなくても受験できます。
□T脅威
- ① カリキュラム概要
- 全体プログラムの体系を解説し、プログラム終了時点で達成されるべき習得知識、認識レベルを整理する
- ② 金融犯罪概説
- 金融犯罪概説
- マネー・ローンダリング
- テロ資金供与
- 反社会的勢力
- サイバー犯罪
- ③ 重要トピック
- データ・ガバナンス
- RegTech
□U規制
- ① グローバル規制
- FATF概説
- FATF相互審査
- FATF以外の国際基準
- ② 日本の法規制
- 日本の規制体系
- 犯罪収益移転防止法(特定事業者、取引時確認、疑わしい取引の届出等)
- 外為法と国際テロリスト財産凍結法
- その他のAML/CFT対策関連法規制
- ③ 日本の規制ガイドライン
- 金融庁ガイドライン
- 危険度調査書
□V金融機関の対応
- ① AML/CFTコンプライアンス・プログラム総論
- 海外当局処分のケース・スタディ
- AML/CFTコンプライアンス・プログラム
- ガバナンス
- リスクベース・アプローチ
- ② AML/CFTコンプライアンス・プログラム各論
- CDD
- 取引モニタリング
- 取引フィルタリング
- 全社リスク評価
- 研修
- 記録の保存
- ③ 重要トピック
- コルレス・バンキング
- トレード・ファイナンス
●AML/CFTオーディター(アンチマネロン・オーディター)
※講習内容と試験内容は同一です。
□講義I
- ① AML/CFT対応における近時の課題と留意点
- 近時の動向
- リスクの特定・評価関連
- リスクの低減関連
- ガバナンスの統制に基づくAML/CFT
□講義II
- ① AML/CFTに係る内部監査
- 第1 内部監査総論
- 第2 内部監査各論
- マネロン・ガイドライン(MGL)で内部監査部門に求められている事項
- AML/CFTに関する年度監査計画の策定
- 監査業務の実施
- 継続的な監視
□グループ・ディスカッション
- ① グループ・ディスカッション
- 設例についてグループごとに協議・検討し、結果を取りまとめる
- グループごとの結果発表と講師による講評等を踏まえ、理解を深化させる
- ② 質疑応答
合格基準
●AML/CFTスタンダードコース
●AML/CFTスタンダード・証券コース
各コースとも、100点満点中、70点以上で合格となります。
●AML/CFTオフィサー(アンチマネロン・オフィサー)
100点満点中、75点以上で合格となります。
●AML/CFTオーディター(アンチマネロン・オーディター)
100点満点中、75点以上で合格となります。
身体上の障害等に係る特別措置について
●AML/CFTスタンダードコース
●AML/CFTスタンダード・証券コース
「ハンディキャップ受験申請書(フォーム)」に記載の上、必要事項を記載し、障害者手帳や医師の診断書写しを添付してフォームにて送信して下さい。
願書申込み受付期間
●AML/CFTスタンダードコース
●AML/CFTスタンダード・証券コース
各コースとも、随時
●AML/CFTオフィサー(アンチマネロン・オフィサー)
- ① 4月下旬〜5月中旬頃
- ② 7月下旬〜9月上旬頃まで
●AML/CFTオーディター(アンチマネロン・オーディター)
- ① 5月上旬頃〜6月下旬頃まで
- ② 9月中旬〜10月下旬頃まで
試験日程
●AML/CFTスタンダードコース
●AML/CFTスタンダード・証券コース
各コースとも、随時
●AML/CFTオフィサー(アンチマネロン・オフィサー)
- ① 6月上旬頃(養成講座は6月上旬頃の3日間)
- ② 9月中旬頃(養成講座は9月中旬頃の3日間)
検定試験のみの受験も可能です。
●AML/CFTオーディター(アンチマネロン・オーディター)
- ① 7月上旬頃(養成講座は7月上旬頃の1日間)
- ② 11月中旬頃(養成講座は11月上旬頃の1日間)
検定試験のみの受験はできません。
受験地
●AML/CFTスタンダードコース
●AML/CFTスタンダード・証券コース
全国各地で実施
●AML/CFTオフィサー(アンチマネロン・オフィサー)
東京
●AML/CFTオーディター(アンチマネロン・オーディター)
東京
受験料(税込み)
●AML/CFTスタンダードコース
●AML/CFTスタンダード・証券コース
各コースとも、5,500円
●AML/CFTオフィサー(アンチマネロン・オフィサー)
養成講座+検定試験:99,000円
検定試験のみ:16,500円
●AML/CFTオーディター(アンチマネロン・オーディター)
養成講座+検定試験:49,500円
合格発表日
●AML/CFTスタンダードコース
●AML/CFTスタンダード・証券コース
各コースとも試験終了後、即時
●AML/CFTオフィサー(アンチマネロン・オフィサー)
実施団体までお問い合わせ下さい。
●AML/CFTオーディター(アンチマネロン・オーディター)
実施団体までお問い合わせ下さい。
AML/CFTオフィサーならびに、
AML/CFTオーディター合格者を対象に、「継続的な専門教育」(CPE:Continuing Professional Education)を柱とする認定制度(「AML/CFT専門家プログラム」)が創設されました。
AML/CFT専門家プログラムに参加することで、「AML/CFTオフィサー(アンチマネロン・オフィサー)®」、または「AML/CFTオーディター(アンチマネロン・オーディター)®」として認定されます。
登録の次年度以降は、AML/CFT専門家プログラムの所定の継続学習要件に達した会員が次年度の資格更新を認められます。
【年度利用料】
〔法人登録〕1名:19,800円
〔個人登録〕19,800円(税込。登録初年度利用料は申込時期によって異なります)
詳しくはこちらをご覧下さい
受験申込・問合せ
一般社団法人 金融財政事情研究会検定センター 03-3358-0771
CBTソリューションズ 03-5209-0553
ホームページ
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