国立国会図書館職員(総合・一般)
国立国会図書館職員(総合・一般)とは?
国立国会図書館職員(総合・一般)とは、図書館の司書としての仕事や、国会議員の国政審議に対しての資料提供の仕事などを行う職員になるための国家試験。
高卒程度試験は平成24年から行われていない。
その他情報
難易度は? | : | ★★★★★(難しい)。 近年合格率は、 総合職:1.0% 一般職(大卒程度):1.9% 施設設備専門職員:12.5% 障害者(係員級):3.4%ほど。
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就職は? | : | 国立国会図書館 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
仕事内容は? | : | 国会議員や国会関係者に依頼された調査や、図書館を利用する方に検索などのサービスなどの業務を行います。 |
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資 格 概 要
受験資格
【総合職試験/大卒程度試験】
- ① 受験年の4月1日で20歳以上、35歳未満の者。
- ② 受験年の4月1日で20歳以上で下記に掲げる者。
- 学校教育法(昭和22年法律第26号)による大学を卒業した者又は3月までに卒業する見込みの者。
- 館長が上記に掲げる者と同等の資格があると認める者。
【一般職試験/大卒程度試験及び施設設備専門職員採用試験(大卒程度試験)】
- ① 受験年の4月1日で20歳以上35歳未満の者。
- ② 21歳未満で、以下に該当する者。
- 学校教育法(昭和22年法律第26号)による大学を卒業した者又は3月までに卒業する見込みの者。
- 学校教育法(昭和22年法律第26号)による短期大学若しくは高等専門学校を卒業した者又は3月までに卒業する見込みの者。
- 館長がa又はbに掲げる者と同等の資格があると認める者。
【障害者(係員級)】
- 受験年の4月1日で20歳以上39歳以下の者。
- 20歳以上で、以下に該当する者。
- (ア) 学校教育法(昭和22年法律第26号)による大学、短期大学若しくは高等専門学校を卒業した者又は3月までに卒業する見込みの者。
- (イ) 館長が(ア)に掲げる者と同等の資格があると認める者。
また、以下の者は受験することができません。
- ① 日本の国籍を有しない者
- ② 国会職員法第2条の規定により国会職員となることができない者。
- 成年被後見人又は被保佐人(準禁治産者を含む。)
- 懲役又は禁錮の刑に処せられて、その刑の執行を終わらない者又はその刑の執行を受けることのなくなるまでの者。
- 懲戒処分により官公職を免ぜられ、その身分を失った日から2年を経過しない者。
- 前3号のいずれかに該当する者のほか、国家公務員法(昭和22年法律第120号)の規定により官職に就く能力を有しない者。
試験内容
【総合職試験/大卒程度試験】
●1次試験
□教養試験(多肢選択式:120分)
一般的知識、知能を問う試験
●2次試験
□専門試験(記述式)
(以下のうち、受験者があらかじめ選択する1科目についての筆記試験)
- ① 法学(憲法、民法、行政法、国際法から2科目)
- ② 政治学
- ③ 経済学
- ④ 社会学
- ⑤ 文学
- ⑥ 史学(日本史、東洋史、西洋史から1科目選択)
- ⑦ 図書館情報学
- ⑧ 物理学
- ⑨ 化学
- ⑩ 数学
- ⑪ 工学
- ⑫ 情報工学(工学全般、情報工学から1科目選択)
- ⑬ 生物学
□英語試験(記述式/60分)
長文読解
□小論文試験(1,200字/60分)
与えられた課題についての小論文
□人物試験
個別面接
●3次試験
□人物試験
個別面接
【一般職試験/大卒程度試験】
●1次試験
□教養試験(多肢選択式:120分)
一般的知識、知能を問う試験
●2次試験
□専門試験(記述式:90分)
(以下のうち、受験者があらかじめ選択する1科目についての筆記試験)
- ① 法学(憲法、民法、行政法、国際法から2科目)
- ② 政治学
- ③ 経済学
- ④ 社会学
- ⑤ 文学
- ⑥ 史学(日本史、東洋史、西洋史から1科目選択)
- ⑦ 図書館情報学
- ⑧ 物理学
- ⑨ 化学
- ⑩ 数学
- ⑪ 工学
- ⑫ 情報工学(工学全般、情報工学から1科目選択)
- ⑬ 生物学
□英語試験(記述式/60分)
長文読解
□人物試験
個別面接
●3次試験
□人物試験
個別面接
免除(科目等)について
特例として、総合職試験に不合格となった場合に、一般職試験(大卒程度試験)の受験者としての取扱いを受けることができます。総合職試験の受験申込の際に「特例」を希望し、総合職試験の各試験種目を有効に受験すると
- 総合職試験の第1次試験において不合格となった場合には、一般職試験(大卒程度試験)の第1次試験。
- 第2次試験において不合格となった場合には、一般職試験(大卒程度試験)の第2次試験。
- 第3次試験において不合格となった場合には、一般職試験(大卒程度試験)の第3次試験。
それぞれ有効な受験者として扱われ、改めて一般職試験(大卒程度試験)受験者としての合否判定されます。
身体上の障害等に係る特別措置について
身体に障害があるため、着席位置の指定、車いすの使用、補聴器の使用を必要とする方については、申込期間中の間に希望する第1次試験地に対応する問い合わせ先に申し出て、障害の程度を証明する書類を提出することで、障害の程度により、何らかの措置を講じて受験することが可能です。
障害者選考採用の問合せ先:
国立国会図書館総務部人事課障害者選考採用担当:
03-3506-5198(直通/平日 9:00-17:00)
願書申込み受付期間
●【総合職試験・一般職試験/大卒程度試験】
3月上旬〜下旬頃まで
●【施設設備専門職員採用試験/大卒程度試験】
3月上旬〜下旬頃まで
●【障害者(係員級)/大卒程度試験】
3月上旬〜下旬頃まで
試験日程
●【総合職試験・一般職試験/大卒程度試験】
- 1次試験・・・・4月下旬頃
- 2次試験(専門試験)・・・・5月下旬頃
- 2次試験(人物試験)・・・・5月下旬〜6月上旬頃の先方指定日
- 3次試験・・・・7月上旬頃
●【施設設備専門職員採用試験/大卒程度試験】
- 1次試験・・・・4月下旬頃
- 2次試験(専門試験)・・・・5月下旬頃
- 2次試験(人物試験)・・・・5月下旬〜6月上旬頃の先方指定日
- 3次試験・・・・7月上旬頃
●【障害者(係員級)/大卒程度試験】
- 1次試験(専門試験(記述式)、英語試験(多肢選択式))・・・・5月下旬頃
- 2次試験(人物試験(個別面接))・・・・7月中旬頃
受験地
●【総合職試験・一般職試験/大卒程度試験】
- 1次試験・・・・東京、京都
- 2次試験・・・・東京
- 3次試験・・・・東京
受験料
無料
合格発表日
●【総合職試験・一般職試験/大卒程度試験】
- 1次試験・・・・5月中旬頃
- 2次試験・・・・6月下旬頃
- 3次試験(最終)・・・・7月中旬頃
●【施設設備専門職員採用試験/大卒程度試験】
- 1次試験・・・・5月中旬頃
- 2次試験・・・・6月下旬頃
- 3次試験(最終)・・・・7月上旬頃
●【障害者(係員級)/大卒程度試験】
- 1次試験・・・・6月下旬頃
- 2次試験・・・・7月中旬頃
受験申込・問合せ
国立国会図書館総務部人事課任用係 03-3506-3315
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