臨床工学技士
臨床工学技士とは?
生命維持管理装置(呼吸や循環、代謝などの生命の維持に直接つながる機能の代行・補助を行う装置)の操作および保守点検を仕事とするスペシャリストです。
その他情報
難易度は? | : | ★★★☆☆(普通)。 近年合格率は、85.4%ほど。
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就職は? | : | 病院や、医療機器関係など。比較的転職の機会が多く、小規模の病院で経験を積んだ後に総合病院に転職する方が多いようです。 | ||||||||||||||||||||||||||||
仕事内容は? | : | ペースメーカー、人工呼吸器、血液浄化装置など生命維持装置の取り付け、取り外し・点検などを行うほか、手術室やICUで医師の治療をサポートする役目も担っています。 |
資 格 概 要
受験資格
- 大学に入学する資格のある者で、文部科学大臣が指定した学校又は厚生労働大臣が指定した臨床工学技士養成所(1)において3年以上臨床工学技士として必要な知識及び技能を修得したもの
- 大学、高等専門学校又は厚生労働省令で定める学校、文教研修施設若しくは養成所(ア)において2年(高等専門学校にあっては5年)以上修業し、かつ、厚生労働大臣の指定する科目(A)を修めた者で、文部科学大臣が指定した学校又は厚生労働大臣が指定した臨床工学技士養成所(2)において、1年以上臨床工学技士として必要な知識及び技能を修得したもの
- 大学、高等専門学校又は厚生労働省令で定める学校、文教研修施設若しくは養成所(イ)において1年(高等専門学校にあっては4年)以上修業し、かつ、厚生労働大臣の指定する科目(B)を修めた者で、文部科学大臣が指定した学校又は厚生労働大臣が指定した臨床工学技士養成所(3)において、2年以上臨床工学技士として必要な知識及び技能を修得したもの
- 大学(短期大学を除く)で厚生労働大臣が指定する科目(C)を修めて卒業した者
<参考>大学(一部紹介) - 外国の生命維持管理装置の操作及び保守点検に関する学校若しくは養成所を卒業し、又は外国で臨床工学技士の免許に相当する免許を受けた者で、厚生労働大臣が前各号に掲げる者と同等の知識及び技能を有すると認定した者
試験内容
- ① 医学概論(公衆衛生学、人の構造及び機能、病理学概論及び関係法規を含む。)
- ② 臨床医学総論(臨床生理学、臨床生化学、臨床免疫学及び臨床薬理学を含む。)
- ③ 医用電気電子工学(情報処理工学を含む。)
- ④ 医用機械工学
- ⑤ 生体物性材料工学
- ⑥ 生体機能代行装置学
- ⑦ 医用治療機器学
- ⑧ 生態計測装置学
- ⑨ 医用機器安全管理学
合格基準
180点満点中108点以上で合格となります。
身体上の障害等に係る特別措置について
視覚、聴覚、音声機能若しくは言語機能に障害を有する者で受験を希望する者は、指定された日までに公益財団法人医療機器センターに申し出ることで、受験時に申請した障害の状態に応じて必要な配慮を講じてもらえます。
願書申込み受付期間
12月中旬〜1月上旬頃まで
試験日程
3月上旬頃
受験地
北海道、東京、大阪、福岡
受験料
30,800円
合格発表日
3月下旬頃
受験申込・問合せ
- 公益財団法人 医療機器センター 03-3813-8531