昇降機等検査員
昇降機等検査員とは?
建築基準法第12条第3項及び同施行規則第4条の20の規定に基づき、定期的に、昇降機(エレベーター、エスカレーター等)および遊戯施設(ジェットコースター、観覧車等)を定期的に検査する専門家です。
その他情報
難易度は? | : | ★☆☆☆☆(やさしい)。 講習と修了考査で取得できますが近年合格率は低下しています。修了率は、64.4%。 問題数に比して時間が足りなくなるかもしれませんので、講習内容をしっかり聞くのはもちろんですが、時間の割り振りを過去問などでしっかりと行っている必要がありそうです。
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就職先は? | : | 昇降機設備・設計会社など | ||||||||||||||||
仕事内容は? | : | メンテナンススタッフとして各部の点検、調整、改修工事を行い、その結果を特定行政庁へ報告します。 |
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資 格 概 要
受講資格
- 学校教育法(昭和22年法律第26号)による大学(短期大学を除く。以下単に「大学」という。)において、正規の機械工学若しくは電気工学又はこれらに相当する課程を修めて卒業した後、昇降機又は遊戯施設に関して2年以上の実務の経験を有する者
- 学校教育法による短期大学(以下単に「短期大学」という。)において、正規の機械工学若しくは電気工学又はこれらに相当する修業年限3年の課程(夜間において授業を行うものを除く。)を修めて卒業した後、昇降機又は遊戯施設に関して3年以上の実務の経験を有する者
- 2.に該当する者を除き、短期大学又は学校教育法による高等専門学校(以下単に「高等専門学校」という。)において、正規の機械工学若しくは電気工学又はこれらに相当する課程を修めて卒業した後、昇降機又は遊戯施設に関して4年以上の実務の経験を有する者
- 学校教育法による高等学校又は中等教育学校(以下単に「高等学校等」という。)において、正規の機械工学若しくは電気工学又はこれらに相当する課程を修めて卒業した後、昇降機又は遊戯施設に関して7年以上の実務の経験を有する者
- 最終学校卒業後、昇降機又は遊戯施設に関して11年以上の実務の経験を有する者
- 建築行政(昇降機又は遊戯施設に関するものに限る。)に関して2年以上の実務の経験を有する者
- 昇降機又は遊戯施設に関する法令の施行(建築行政を除く。)に関して5年以上の実務の経験を有する者
- 前各号と同等以上の知識及び経験を有する者
受講内容
(以下の講習を22.5時間/4日間に分けて行っています。)
- ① 昇降機・遊戯施設定期検査制度総論(1時間)
- ② 昇降機・遊戯施設に関する建築基準法令(昇降機関係)(3.5時間)
- ③ 建築学概論(2時間)
- ④ 昇降機・遊戯施設に関する機械工学(2時間)
- ⑤ 昇降機・遊戯施設に関する電気工学(2時間)
- ⑥ 昇降機概論(3時間)
- ⑦ 昇降機・遊戯施設の検査標準(2.5時間)
- ⑧ 遊戯施設概論(0.5時間)
- ⑨ 昇降機・遊戯施設に関する建築基準法令(1.5時間)
- ⑩ 昇降機・遊戯施設の検査標準(1.5時間)
- ⑪ 昇降機・遊戯施設に関する維持保全(1時間)
- ⑫ 修了考査(2時間)
合格基準
講習の全科目(科目の免除を受けた方は、それ以外の全科目)を受講し、修了考査30問中、おおよそ20問以上正解で合格となります。
免除(科目等)について
- 建築設備士、建築設備検査員、特定建築物調査員及び防火設備検査員の有資格者は、科目B(建築学概論)が免除されます。
- 昨年度不合格の方(修了考査のみ受講した方を除く)は、学科が免除され、修了考査のみとなります。
願書申込み受付期間
6月上旬〜下旬頃まで
受講日程
□東京、大阪
- ① 9月上旬〜下旬頃(Web講習)
- ② 10月上旬頃の3日間(会場受講)
修了考査はweb、会場、再受講とも10月上旬頃
受講地
東京、大阪
受講料
全課程の受講・・・・46,200円(テキスト代を含む)
修了考査のみ(前年不合格者の一部)・・・・11,000円(テキスト代を含まず。テキスト代:8,800円)
建築士で受講・・・・46,200円(テキスト代を含む)
合格発表日
実施先までお問い合わせ下さい。
受講申込・問合せ
一般財団法人日本建築設備・昇降機センター 講習事業部 03-3591-2423
メール
ホームページ
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昇降機等検査員に関連する資格
建築設備士 建築設備検査資格者 特殊建築設備調査資格者 建設用リフト運転士