財務専門官
財務専門官とは?
財務専門官とは、平成24年度に新設された国家公務員採用試験。財務局の主要業務である財政や金融及び、税金に関する調査や検査、指導を行う税金のプロフェッショナルとしての活躍が期待されています。
その他情報
難易度は? | : | ★★★★☆(やや難しい)。 近年合格率は、18.7%ほど。
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就職は? | : | 全国の財務局、財務省及び金融庁等。入局後の4月から2か月間、財務省の研修施設にて、経済、財政、金融、法律、会計等の財務局の業務に欠かせない基礎知識やビジネスマナーも勉強します。 | ||||||||||||||||||||||||||||
仕事内容は? | : | 金融機関の検査・監督や国有財産の管理・活用を行う業務に従事した後、財務省や金融庁等における国の施策の企画・立案業務や、財務局における地域と密着した様々な業務に携わります。 ○給与 職員初任給:203,000円程度 (地域手当18%が支給される東京都特別区内に勤務する者で行政職俸給表(一)が適用される場合。) その他にも、扶養手当・通勤手当等の各種手当が、規定に基づいて支給されます。 ○勤務時間・休暇 勤務時間は原則として週38時間45分です。 休日は土曜、日曜、祝日法による休日、年末年始(12/29〜1/3)です。 このほかに、年次休暇(年20日。採用の年は15日)や夏季、結婚等の特別休暇があります。 ○福利厚生 組合員となる国家公務員共済組合では、各種の給付事業(病気・けが等)や福祉事業(医療・貯金等)を行っています。 ○住居 全国の財務局所在地には公務員宿舎が整備され、独身寮も用意されています。 |
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資 格 概 要
受験資格
- 21歳以上30歳未満の者。
- 21歳未満の者で次に掲げるもの。
- (ア) 大学を卒業した者及び試験年度の3月までに大学を卒業する見込みの者並びに人事院がこれらの者と同等の資格があると認める者。
- (イ) 短期大学又は高等専門学校を卒業した者及び試験年度の3月までに短期大学又は高等専門学校を卒業する見込みの者並びに人事院がこれらの者と同等の資格があると認める者。
以下に該当する者は試験を受験することができません。
- 日本国籍を有しない者
- 自衛隊法第38条第1項の規定により自衛隊員となることができない者
- ① 成年被後見人又は被保佐人
- ② 禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わるまで又は執行を受けることがなくなるまでの者
- ③ 法令の規定による懲戒免職の処分を受け、当該処分の日から2年を経過しない者
- ④ 日本国憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他の団体を結成し、又はこれに 加入した者
試験内容
●1次試験
□基礎能力試験(多肢選択式:40題/2時間20分)
1.知能分野(27題)
- ① 文章理解
- ② 判断推理
- ③ 数的推理
- ④ 資料解釈
2.知識分野(13題)
- ① 自然・人文・社会(時事を含む)
□専門試験(多肢選択式:40題/2時間20分)
1.必須問題(28題)
- ① 憲法・行政法
- ② 経済学・財政学・経済事情
2.選択問題(以下の8科目(各6題)から2科目を選択し、計12題解答)
- ① 民法・商法
- ② 統計学
- ③ 政治学・社会学
- ④ 会計学(簿記を含む。)
- ⑤ 経営学
- ⑥ 英語
- ⑦ 情報数学
- ⑧ 情報工学
□専門試験(記述式:1題/1時間20分)
1.心理学に関連する領域
財務専門官として必要な専門的知識などについての筆記試験
選択問題(以下の5科目(各1題)のうち1科目選択)
- ① 憲法
- ② 民法
- ③ 経済学
- ④ 財政学
- ⑤ 会計学
●2次試験
□人物試験
人柄、対人的能力などについての個別面接
( 参考として性格検査を実施)
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身体上の障害等に係る特別措置について
身体に障害があるため、着席位置等の指定等、受験に際し何らかの措置を希望される場合は、受験申し込み前に、その旨を第1次試験地を所管する財務局、福岡財務支局、沖縄総合事務局財務部に申し出るとともに、申し込み画面の該当項目に希望する措置の内容を入力し、提出します。
願書受付期間
3月上旬〜中旬頃までの10日間程度
合格基準
●1次試験
第1次試験の受験者のうち、基礎能力試験及び専門試験(多肢選択式)において基準点(満点の30%)以上である者について、両試験種目の標準点を合計した得点に基づいて第1次試験合格者を決定します。
●最終合格者(2次試験)
第1次試験合格者のうち、専門試験(記述式)において基準点以上であり、かつ、人物試験においてA〜Cの評価である者について、第1次試験を含む全ての試験種目の標準点を合計した得点に基づいて最終合格者を決定します。
試験日程
●1次試験・・・・6月上旬頃
●2次試験・・・・7月上旬頃の指定された日
受験地
●1次試験
札幌、盛岡、仙台、東京、新潟、静岡、名古屋、金沢、京都、大阪、松江、岡山、広島、高松、松山、福岡、熊本、鹿児島、那覇
●2次試験
札幌、仙台、さいたま、名古屋、金沢、大阪、広島、高松、福岡、熊本、那覇
受験料
無料
合格発表日
●1次試験・・・・6月下旬頃
●2次試験・・・・8月中旬頃
受験申込・問合せ
- 人事院人材局試験課 03-3581-5311(内線2332)
- 北海道財務局 011-709-2311
- 東北財務局 022-263-1111
- 関東財務局 048-600-1081
- 東海財務局 052-951-2185
- 北陸財務局 076-292-7861
- 近畿財務局 06-6949-6352
- 中国財務局 082-228-3079
- 四国財務局 087-831-2131
- 福岡財務局 092-411-7281
- 九州財務局 096-353-6351
- 沖縄総合事務局財務部 098-866-0091
- 人事院北海道事務局 011-241-1248
- 人事院東北事務局 022-221-2022
- 人事院関東事務局 048-740-2006〜8
- 人事院中部事務局 052-961-6838
- 人事院近畿事務局 06-4796-2191
- 人事院中国事務局 082-228-1183
- 人事院四国事務局 087-880-7442
- 人事院九州事務局 092-431-7733
- 人事院沖縄事務所 098-834-8400
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