介護職員初任者研修
介護職員初任者研修とは?
現在の福祉を支える重要な役割を担っている地域のヘルパーです。25年度から1級及び、介護職員基礎研修課程は廃止され、2級が介護職員初任者研修課程となります。なお、資格が無効になるわけではなく、24年度末までにホームヘルパー1〜3級、その他の介護職員基礎研修、認知症介護実践者研修、喀痰吸引研修等を受講開始した方は、初任者研修修了者となり、介護福祉士受験の際の受験資格における「実務者研修(450時間)」の一部が免除され、以下のようになりました。
・初任者研修修了者・・・・合計320時間
・訪問介護員養成研修修了者
1級・・・・合計95時間
2級・・・・合計320時間
3級・・・・合計420時間
・介護職員基礎研修修了者・・・・合計50時間
・その他の介護職員基礎研修、認知症介護実践者研修、喀痰吸引研修等
・・・・それぞれ実務者研修の一部教育内容と読み替え
その他情報
難易度は? | : | ★☆☆☆☆(やさしい)。 講習と修了試験で取得できます。合格率は、非公開ですが、おおよそ90%〜100%の方が合格してます。 |
||||||
就職は? | : | 老人保険施設、特別養護老人ホーム、福祉施設、病院、在宅介護事業所、ボランティア施設など。高齢社会の現在、在宅介護を要する人が増加しているのに対して、有資格者のニーズが求められており、必要性はますます高まっています。 | ||||||
仕事内容は? | : | 要介護者の家庭を訪問し要介護者等に対し、入浴、排せつ、食事等の介護、通院介助、生活に関する相談・助言などの日常生活上の世話を行います。 取得者のインタビュー |
||||||
年収は? | : | 訪問介護従事者の平均年収は390.0万円(賞与込)です。
(2023年:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」より) |
この資格の書籍はこちら [PR] |
求人はこちら |
資 格 概 要
受講資格
制限無し。
受講内容
●介護職員初任者研修課程カリキュラム(130時間)
□職務の理解(6時間)
- 多様なサービスの理解
- 介護職の仕事内容や働く現場の理解
□介護における尊厳の保持・自立支援(9時間)
- 人権と尊厳を支える介護
- 自立に向けた介護
□介護の基本(6時間)
- 介護の役割、専門性と他職種との連携
- 介護職の職業倫理
- 介護における安全の確保とリスクマネジメント
- 介護職の安全
□介護・福祉サービスの理解と医療の連携(9時間)
- 介護保険制度
- 障害者総合支援制度及びその他制度
- 医療との連携とリハビリテーション
□介護におけるコミュニケーション技術(6時間)
- 介護におけるコミュニケーション
- 介護におけるチームのコミュニケーション
□老化の理解(6時間)
- 老化に伴うこころとからだの変化と日常
- 高齢者と健康
□認知症の理解(6時間)
- 認知症を取り巻く環境
- 医学的側面から見た認知症の基礎と健康管理
- 認知症に伴うこころとからだの変化と日常生活
- 家族への支援
□障害の理解(3時間)
- 障害の基礎的理解
- 障害の医学的側面、生活障害、心理・行動の特徴、かかわり支援等の基礎的知識
- 家族の心理、かかわり支援の理解
□こころとからだのしくみと生活支援技術(75時間)
- 介護の基本的な考え方
- 介護に関するこころのしくみの基礎的理解
- 介護に関するからだのしくみの基礎的理解
- 生活と家事
- 快適な居住環境整備と介護
- 整容に関連したこころとからだののしくみと自立に向けた介護
- 移動・移乗に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護
- 介護に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護
- 入浴、清潔保持に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護
- 排泄に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護
- 睡眠に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護
- 死にゆく人に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護
□講義の振り返り(4時間)
- 振り返り
- 就業への備えと研修終了後における継続的な研修
●修了試験(筆記試験/1時間程度)
講義内容全般について出題されます。
願書申込み受付期間
各都道府県によって異なります。実施先までお問い合わせ下さい。
受講日程
各都道府県によって異なります。実施先までお問い合わせ下さい。
受講地
全国各地
受講料
各都道府県によって異なります。実施先までお問い合わせ下さい。
合格発表日
各都道府県によって異なります。実施先までお問い合わせ下さい。
受講申込・問合せ
各都道府県庁、指定都市の福祉課担当
ホームページ
なし
参考書・問題集
資格をとるなら【BrushUP学びで無料資料請求】 [PR]
この資格の書籍はこちら [PR]