強度行動障害支援者
強度行動障害支援者とは?
強度行動障害支援者とは、強度行動障害のある人(自分の体を叩いたり食べられないものを口に入れる、危険につながる飛び出しなど本人の健康を損ねる行動、他人を叩いたり物を壊す、大泣きが何時間も続くなど)に特別で適切に配慮された支援な支援が提供出来るようにと平成25年度から都道府県の事業に加えられた強度行動障害支援者養成研修を修了した者。障がい者(児)支援のための研修として注目されています。
その他情報
難易度は? | : | ★☆☆☆☆(易しい)。 講習で取得できます。 |
就職は? | : | 障がい福祉サービス事業所、障がい者(児)支援事業所、放課後等デイサービス、訪問介護事業所など。 介護業界は常に人手不足で、なおかつ障害者を担当できる知識を持つ従業員を求めている事業所はとても多い。 |
仕事内容は? | : | 療育を行う必要があると認められる障害者への指導・成長のサポート、適切な障がい特性の評価及び支援計画の作成、支援方法の伝達、障害福祉サービスを実施します。 |
関連書籍はこちら [PR] |
資 格 概 要
受験資格
●基礎研修(12時間)
原則として、障害福祉サービス事業所等において、知的障害、精神障害のある児者を対象にした業務に従事している者、もしくは今後従事する予定のある者。
●実践研修(12時間)
基礎研修を修了した者のうち、原則として、障害福祉サービス事業所等において、知的障害、精神障害のある児者を支援対象にした業務に従事している者、もしくは今後従事する予定のある者。
試験内容
●基礎研修(12時間)
□講義(6時間)
- ① 強度行動障がいがある者の基本的理解(2.5時間)
- ② 強度行動障がいに関する制度及び支援技術の基礎的な知識(3.5時間)
□演習(6時間)
- ① 基本的な情報収集と記録等の共有(1時間)
- ② 行動障がいがある者の固有のコミュニケーションの理解(2.5時間)
- ③ 行動障がいの背景にある特性の理解(2.5時間)
●実践研修(12時間)
□講義(4時間)
- ① 強度行動障がいがある者へのチーム支援(2時間)
- ② 強度行動障がいと生活の組立て(2時間)
□演習(8時間)
- ① 障がい特性の理解とアセスメン ト(2.5時間)
- ② 環境調整による強度行動障がいの支援(3.5時間)
- ③ 記録に基づく支援の評価(1時間)
- ④ 危機対応と虐待防止(1時間)
合格基準
指定された講習の全日程修了で取得できます。
願書申込み受付期間
都道府県により異なります。各障害福祉課までお問い合わせ下さい。
試験日程
都道府県により異なります。各障害福祉課までお問い合わせ下さい。
受験地
全国各地の講習機関
受験料(税込み)
都道府県により異なります。各障害福祉課までお問い合わせ下さい。
高くても4万円程度です。
合格発表日
指定された全日程修了後に、修了証明書が発行されます。
受験申込・問合せ
県知事指定研修実施機関
各都道府県 障害福祉課又は、障害者支援課
ホームページ
各都道府県 障害福祉課、障害者支援課
参考書・問題集
関連書籍はこちら [PR]