国家資格 気象大学校学生

気象大学校学生とは?

気象に関する専門的知識、技術などを気象大学校で4年間学び幹部候補生になるための国家公務員制度です。
  実務経験なしで受験できる国家資格  インターネットで申し込める資格  身体上の障害等に係る特別措置がある資格

その他情報

難易度は? ★★★★☆(やや難しい)。
近年合格率は、11.4%ほど。


近年の合格率推移
年度 申込者数 合格者数 合格率
令和4年度 254   29   11.4%  
令和3年度 277   34   12.2%  
令和2年度 299   42   14.0%  
令和1年度 330   31   9.3%  
30年度 418   32   7.6%  

就職は? 気象庁 および全国各地の気象台
仕事内容は? 観測、調査、予報及び研究などの業務に従事します。

関連書籍はこちら [PR]


 資 格 概 要

受験資格

  1. 受検年の4月1日において、高等学校又は中等教育学校を卒業した日から起算して2年を経過していない者及び試験年度の3月までに高等学校又は中等教育学校を卒業する見込みの者
  2. 高等専門学校の第3学年の課程を修了した者であって、4月1日において、当該課程を修了した日の翌日から起算して2年を経過していない者及び受検翌年の3月までに当該課程を修了する見込みの者等、人事 院が1.に掲げる者と同等の資格があると認める者

※以下に該当する方は受験できません。
  • 日本の国籍を有しない者。
  • 成年被後見人、被保佐人(準禁治産者を含む。)。
  • 禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わるまでの者又はその刑の執行猶予の期間中の者その他その執行を受けることがなくなるまでの者。
  • 一般職の国家公務員として懲戒免職の処分を受け、その処分の日から2年を経過しない者。
  • 日本国憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他の団体を結成し、又はこれに加入した者。

試験内容

●一次試験

□基礎能力試験(多肢選択式/40題:1時間30分)

1.知能分野(20題)

  • ① 文章理解
  • ② 課題処理
  • ③ 数的推理
  • ④ 資料解釈

2.知識分野(20題)

  • ① 自然科学
  • ② 人文科学
  • ③ 社会科学
□学科試験(多肢選択式/39題:3時間)

1.数学(2〜5題)

  • ① 数学T
  • ② 数学U
  • ③ 数学A
  • ④ 数学B(数列、ベクトルの分野に限る。)

2.物理(2〜5題)

  • ① 物理基礎
  • ② 物理

3.英語(2〜3題)

  • ① コミュニケーション英語T
  • ② コミュニケーション英語U
□学科試験(記述式/7題〜13題:4時間)

1.数学(2〜5題:1時間20分)

  • ① 数学T
  • ② 数学U
  • ③ 数学A
  • ④ 数学B(数列、ベクトルの分野に限る。)

2.物理(2〜5題:1時間20分)

  • ① 物理T
  • ② 物理U

3.英語(2〜3題:1時間20分)

  • ① コミュニケーション英語T
  • ② コミュニケーション英語U
□作文試験(1題:50分)
  • ① 文章による表現力、課題に対する理解力などについての筆記試験

●二次試験

1.人物試験

  • ① 人柄、対人的能力などについての個別面接( 参考として性格検査を実施)
  

2.身体検査

  • ① 胸部疾患
  • ② 血圧
  • ③ 尿
  • ④ その他一般内科系検査


合格基準

●1次試験

第1次試験の受験者のうち、基礎能力試験及び専門試験(多肢選択式)において基準点(満点の30%)以上である者について、両試験種目の標準点を合計した得点に基づいて第1次試験合格者を決定します。


●最終合格者(2次試験)

第1次試験合格者のうち、専門試験(記述式)において基準点以上であり、かつ、人物試験においてA〜Cの評価であり、かつ、身体検査に合格した者について、基礎能力試験、専門試験(多肢選択式)、専門試験(記述式)及び人物試験の標準点を合計した得点に基づいて最終合格者を決定します。


身体上の障害等に係る特別措置について

身体に障害があるため、着席位置の指定、車いすの使用、補聴器の使用を必要とする方については、申込期間中の間に希望する第1次試験地に対応する問い合わせ先に申し出て、障害の程度を証明する書類を提出することで、障害の程度により、何らかの措置を講じて受験することが可能です。


願書申込み受付期間

8月下旬〜9月上旬頃までの10日間程度。


試験日程

●一次試験

10月下旬頃の2日間


●二次試験

12月中旬頃


受験地

●一次試験

札幌、仙台、東京、新潟、名古屋、大坂、広島、高松、福岡、鹿児島、那覇


●二次試験

札幌、仙台、東京、大阪、福岡、那覇


受験料

無料


合格発表日

●一次試験

12月上旬頃


●二次試験

翌年1月下旬頃


受験申込・問合せ

  • 人事院人材局試験課 03-3581-5311(内線2333)

  • その他の試験に関する問合せ
    (転居による試験地の変更、障害による特別措置、受験票の内容、合格者発表、合格通知書の未着)
  • 札幌管区気象台(札幌市) 011-611-6141
  • 仙台管区気象台(仙台市) 022-297-8115
  • 東京管区気象台(東京都、新潟市、名古屋市) 042-497-7183
  • 大阪管区気象台(大阪市、広島市、高松市) 06-6949-6300
  • 福岡管区気象台(福岡市、鹿児島市) 092-725-3601
  • 沖縄気象台(那覇市) 098-833-4281

  • 合格者発表に関する問合せ
  • 人事院北海道事務局 011-241-1248
  • 人事院東北事務局 022-221-2022
  • 人事院関東事務局 048-740-2006〜8
  • 人事院中部事務局 052-961-6838
  • 人事院近畿事務局 06-4796-2191
  • 人事院中国事務局 082-228-1183
  • 人事院四国事務局 087-880-7442
  • 人事院九州事務局 092-431-7733
  • 人事院沖縄事務所 098-834-8400
  • 気象大学校 04-7144-7185

ホームページ

人事院


参考書・問題集

資格をとるなら【BrushUP学びで無料資料請求】 [PR]


関連書籍はこちら [PR]


気象大学校学生に関連する資格

一般職試験(高卒・社会人)  航空管制官