シリーズ7(米国証券外務員資格試験/FINRA)
シリーズ7とは?
シリーズ7(米国証券外務員資格試験/FINRA)とは、アメリカでは必須の証券外務員資格で、ブローカーが個人投資家に有価証券を販売するための資格のこと。この試験は一般証券登録外務員試験とも呼ばれる。
その他情報
難易度は? | : | ★★★☆☆(普通)。 合格率は非公認ですが65%程度ほど。英語の次のステップを目指す学習対象として、また外資系金融機関を目指す方の就職用即戦力資格として、人材派遣会社や金融機関におかれましては実質的な資格取得として対象になります。金融英語が必要な翻訳家・通訳の方にとっては勉強しておくにこしたことはありません。 |
就職は? | : | FINRA(金融業界監督機構)に登録する証券会社や銀行などですが、基本的な金融プロフェッショナルすべてに該当しますので、求人ではそれ以外にヘッジファンド、投資会社など多くで最低条件としていることがあります。シリーズ7はその他の米国金融資格を受験する前提となる資格試験です。その後シリーズ55を受験することができ、株式トレーダーとなったり様々です。 |
仕事内容は? | : | コモディティまたは先物を除く、株関連すべての業務が行えます。固定給従業員以外の方は、成功報酬ベースでコミッションを受け取り個人事業主的な契約が証券会社などと可能です。 |
資格[PR] |
資 格 概 要
受験資格
FINRA会員(またはSRO)企業にスポンサー(登録)されていることが必要。
試験内容
多肢選択式:125問/3時間45分
- ① Seeks Business for the Broker-Dealer from Customers and Potential Customers(9問)
- ② Opens Accounts after Obtaining and Evaluating Customers’ Financial Profile and Investment Objectives(11問)
- ③ Provides Customers with Information about Investments, Makes Suitable Recommendations, Transfers Assets and Maintains Appropriate Records(91問)
- ④ Obtains and Verifies Customers’ Purchase and Sales Instructions and Agreements; Processes, Completes, and Confirms Transactions(14問)
日本人は特例申請により英和辞書を持ち込むことができます。
合格基準
満点中、72%以上の正答率で合格となります。
最初の不合格から30日以内は再受験できません。その後再申込を行い、90日間の受験猶予期間が与えられます。再受験ごとに、$200かかります
(※最新情報確認のこと)。
3回不合格の場合、4回目はその後6ヶ月間受けることが出来なくなります。
身体上の障害等に係る特別措置について
受験に際して合理的配慮の提供が必要な方は、試験の予約前に申請が必要です。申請前に申請手順をご確認の上で「配慮申請フォーム」より申請してください。
申請内容により申請から対応可否の確定までに最短で1週間〜最長で4週間ほどかかります。また、ご要望にお応えできない場合もございますので予めご了承下さい。
各会場の車椅子対応状況は「試験会場一覧・検索」よりご確認いただけます。
以下の物品の持込みについては、事前申請は不要です。試験日当日に、会場受付に持ち込み希望の旨をお申し出ください。Bluetoothなどの通信機能付き補聴器や電子機能付きの物品については、お持込みいただけません。
- 拡大鏡、ルーペ、補聴器、杖類
- 義手、義足、および、四肢・体幹の機能障害の軽減を目的として使用する補助器具
願書申込み受付期間
随時
試験日程
随時
受験地
東京、大阪
受験料
受験費用:$300
その他、試験合格後以下の費用が必要となります。
法定定期講習費用:$45〜$100程度/回
合格発表日
試験終了後、即時。
受験申込・問合せ
プロメトリック 03-6204-9830
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