職務経歴書の書き方A
履歴書・職務経歴書とは?
履歴書・職務経歴書は、仕事を通じた自分の分身です。仕事内容、実績、資格取得など、いままでの職歴・学歴などの自分の歴史が用紙に書き込まれたものです。その履歴書・職務経歴書を提出するにあたって、自分を選んでもらえるような書き方や表現方法にはテクニックが必要になります。
ここでは、転職・就職活動では避けて通れない、履歴書・職務経歴書・添え状について書き方をケース別に紹介しています。
あわせて、カテゴリーTOP画面では、履歴書・職務経歴書・添え状をダウンロードすることが出来ますので、自分流にアレンジして活用して下さい。弊サイトのこのコンテンツが、あなたの成功の助けになれば幸いです。
職務経歴書の書き方2 - 「職務経歴書」の書き出し
「職務経歴書」の基本構成
さて、自分の歴史と、基本が分かったところで、書き出しに移りますが、職務経歴書だって立派なビジネス文書です。体系をまとめて書きましょう。
「職務経歴書」は以下の体系でまとめて行きます。
(クリックで拡大します。)
@作成日
一番上、"右寄せ"で日付を記載します。ここでは一番上に記載していますが、Aの「職務経歴書」の下、名前の上の部分でもかまいません。
見た目で自分がよいと思う方でOKです。
一回一回書くのは面倒なので日付関数を用いて、自動で更新されるように
すると、手間が省けます。
A表題
作成日の1〜2段下、中央の部分に「職務経歴書」と記載します。太字(ボールド)
で書くのがよいでしょう。
B氏名・印
日付の1段下がった部分、日付と同じ"右寄せ"で「氏名 ○○ ○○ 印」
(名字と名前の間に1文字分空けて)と書きます。
ここの部分はパソコンで打っても自筆でもかまいませんが、自筆で書いた方が、いかにも正式な文書のようになり、丁寧な印象を与えることができます。
合わせて年齢も氏名の横か下の部分にカッコで記載しておくと良いでしょう。
C希望職種
希望職種は応募先企業の求人に合わせて書きましょう。
求人が「提案営業(幹部候補)」となっていれば、そのまま「提案営業(幹部候補)」
と書きます。
ほかに応募する企業があるときには、間違えないように、特に気をつけましょう。
D職務経歴
あなたが、いままでに勤務していてた会社名、部署名、担当業務などを日付ごとに記入し、そのまま、その下に、職務内容・昇進・取得資格・専門知識などを記載してもよいですし、上記のように、職務内容を表にし、別に設けて職務内容・昇進・取得資格・専門知識などを記載するのもOKです。
応募する企業の求人に会わせて書きましょう。
●職務経歴書に盛り込みたい情報は? @実績 勿論これは入れなくてはアピールする事はできません。 営業成績、企画立案、採用実績、経費の節減など「あなた」の実務能力の 高さをアピールしましょう! A専門知識・資格・スキル これも、実績とあわせてアピール度の高い部分です。 希望職種と合致している部分は「履歴書」に書いてあっても、重複して記載 しちゃいましょう。 取得した資格はもちろん、資格でははかれないスキルもどんどん積極的に 書いて、「あなた」が応募企業で貢献できるかアピールしよう! B研修 業務研修や学生時代に経験したインターンシップなど、今までの経験の中で 行ってきた研修内容も、もれなく記載しましょう。 現在の状況に甘えず、常にスキルアップしていることを積極的にアピール! キャリアが浅い人の場合は新人研修などで、基礎は習得済みであることを しっかりアピールしましょう。 C表彰・実績 企業に貢献したものが形で現れているので、強いアピールにできる「表彰項目」。 営業実績NO.1や社長賞から皆勤賞まで「あなた」の実務能力と実行力の証明 になるので、採用する企業としては一番注目する項目と言っても過言ではないでしょう。 今までの経験の中で必ず有るはずですので、どんな小さな事でも恥ずかしがら ずにアピールしましょう。 D昇進・コミュニケーション 募集内容問わず、昇進経験やプロジェクトに参加した経験は統率力やコミュニケーション能力を測る上で重要な指針になります。 直属の部下の人数や、参加したプロジェクトの内容、規模、実績などは余さず書きましょう。 E「グラフ」、「見出し・小見出し」 売り上げ実績などをグラフ化して「職務経歴書」にもりこむと、伝えたいことがビジュアルとして伝えることができるうえに、以下の3つのグラフを効率的に使うことによりプレゼンテーション能力もアピールできます。 ・棒グラフ・・・・(売り上げの推移) ・円グラフ・・・・(売り上げの構成比率) ・折れ線グラフ・・・・(売り上げの伸び率) 職務内容の項目を見出しにして、仕事内容を書いていきますが、 「役割」や「実績」をそのまま、文字の羅列で記載しても読みにくく なってしまいます。 「役割」や「実績」などを小見出しとして、自分なりに設け、細かい説明を 入れると、読んでくれる採用担当者にも読みやすく作ることができます。 |