添え状の書き方
履歴書・職務経歴書とは?
履歴書・職務経歴書は、仕事を通じた自分の分身です。仕事内容、実績、資格取得など、いままでの職歴・学歴などの自分の歴史が用紙に書き込まれたものです。その履歴書・職務経歴書を提出するにあたって、自分を選んでもらえるような書き方や表現方法にはテクニックが必要になります。
ここでは、転職・就職活動では避けて通れない、履歴書・職務経歴書・添え状について書き方をケース別に紹介しています。
あわせて、カテゴリーTOP画面では、履歴書・職務経歴書・添え状をダウンロードすることが出来ますので、自分流にアレンジして活用して下さい。弊サイトのこのコンテンツが、あなたの成功の助けになれば幸いです。
添え状の書き方
履歴書・職務経歴書同様に、ビジネス文書です。
添え状は、電話をするときの「もしもし、○○会社様ですか?。いつもお世話になっております。○○です。」と同じです。その後、電話の場合は「内容」に移るのですが、書類で言えば「履歴書・職務経歴書」と考えて下さい。いきなり相手も確認せずに内容を話す人はいないはずです。また、電話を受けた方も、気分が悪いです。それと同じように、添え状は、大切な冒頭の挨拶ですので、社会人としてのビジネスマナーに則って必ず、「履歴書・職務経歴書」と「添え状」を付けましょう。
用紙は、B5またはA4で、縦書きか横書きどちらを使用してもかまいません。
また、ひとり暮らし等の場合は、留守の場合もありますので、そのことも一筆併せて記載しておきましょう。
添え状の基本スタイル・内容
●添え状見本
(クリックで拡大します。)
添え状の内容の基本スタイル・内容は、
@日付(提出日)
履歴書や職務経歴書と同様に提出日を記載します。
自動で日付が変わるようにしておくと便利です。
履歴書と職務経歴書、添え状共に同じ日付になるように注意しておきましょう。
A応募先社名・部署・担当者名
社名を省略せずに書きましょう。あわせて、株式会社を鰍ニ書いてもいけません。
採用担当者の部署名・担当者名が不明の場合は、「採用ご担当者様」「人事部御中」と書きます。
B「あなた」の住所・氏名・印
住所・氏名となっていますが、この部分では、住所が無くてもかまいません。
押印の部分は押し忘れに気をつけましょう。
C表題
「応募書類の送付について」「求職についてのお願い」「○○職求人への応募の件」等と入れておきます。
D頭語(拝啓・・・)
個々には定型文を入れます。
「拝啓、貴下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。」などと記載します。
F本文(書き出し文)
ここでは、募集広告掲載誌(サイト)名と日付けを書きます。
応募の意思表明と希望する募集職種名を記入します。
募集職種名に関しては、求人情報に記載されているとおりに記述します。
例:
「○月○日 求人情報誌○○○○において、貴社の応募広告を拝見し、△△△(職種)に募集いたします。つきましては、履歴書および職務経歴書を同封しましたので、宜しくご検討ください。〜」などと記載します。
また、紹介者などがいる場合は紹介者名と、募集を知った経緯を書きます。
G自己PR・志望動機
自己PR・志望動機については、Fの本文につなげて書いてしまっても、いっこうにかまいません。
ただ、履歴書・職務経歴書に記載した内容と重複しないように気をつけましょう。
「あなた」は何度でもアピールしたいかもしれませんが、しつこく同じ事を書いても読む採用担当者側からすれば、面倒くさくて仕方がない書類になってしまいます。
H面接・検討のお願い
「〜是非、面接の機会をいただけますようにお願い申し上げます。」
I末文
書き方の例文:
「何卒よろしくお取りはからいください」「まずは取り急ぎご依頼申し上げます。」
と末文の挨拶を入れます。
J結語(敬具)
頭語が「拝啓」になっていますので、「敬具」と記載し締めくくります。
職種・状況別の「添え状サンプル」を見てみたい方は、
下記から見たい物をクリックして下さい。
●状況別 | |||
・「キャリアが浅い」場合 | ・「転職回数が多い」場合 | ・「派遣社員」の場合 | |
・「リストラされた」場合 | ・「異業種に転職」の場合 | ・「ブランクがある」場合 |